聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

時間から見た念

念は魂から発せられる意志エネルギー

 

念=魂から発せられる意志エネルギーです。

魂から発せられる意志エネルギーと考えると、その意志エネルギーにもいろんな種類や段階があります。

 

例えばです。

゛いつかアイドルになりたい”

゛いつかバックパッカーで世界を回ってみたい”

゛大学を卒業したら、あの会社に入ってバリバリ仕事をしたい”

゛いつか政治家になって、この国を変えたい”

゛医者になって、病気の人を救いたい”

と、人が心の中に秘めている希望は、色々あります。

この希望も念だそうです。

 

念と言うのは、今までのイメージでは、あまりいいイメージがなかったのですが、希望も念だとすると、確かに魂から発せられる意志エネルギーですから念ですね。

これも目からウロコです。

まさか希望が念だとは思いませんでした。

 

希望とは真逆の念もあります。

゛あいつを一生呪ってやる”

゛あの恨みを死ぬまで忘れない”

とかありますが、この方が今までの念のイメージにあっている気がします。 

 

念を今までと違った見方として、時間的側面から見ますと、こういう長期にわたって発せられる想いを持続念とか継続念と言うといいます。

 

霊界入りをした霊のほとんどは、このような持続念を持ち、発し続けているそうです。

 

持続念とは逆に瞬間的な念を、即念と言います。

例えば

゛あの舞台で主役の人が現れた瞬間、雷に打たれたような衝撃を受けた”

゛宝くじの一等が当たって、天にも昇る気持ちになった”

゛彼からプロポーズをされた時は、やったー!と思った”

゛子供の病気が医療ミスだとわかった時、担当医を殺してやりたいと思った”

゛ある言葉を聞いた時、ものすごい怒りの感情が沸き上がって来た”

のような瞬間的に湧き上がってくる喜怒哀楽の感情のほとんどが、即念です。

 

念をこんな風に分析できるんですね。

考えたこともありませんでした、と言うか、以前読んだはずなのですが、全く覚えていません。

やっぱり読み返すことは大事です。

   

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私の苦い経験

 

私の場合は、即念の想いで行動すると、後でしまった!と後悔することが多かったです。

私の若い時の苦い経験です。

子供の頃から10代後半くらいまでの私は、思ったらすぐに言葉に出す、と言うより、出てしまうタイプでした。

 

ずいぶん失敗をしてきました。

ある時、ある先生のことを皆裏では文句を言っていました。

私もその先生には不満がありました。

とうとう私は我慢の限界が来て、先生に直接自分の不満を感情的にぶつけてしまいました。

 

それは、翌日には学校全体に知れ渡ってしまいました。

先生から直接私に何かを言われることはありませんでした。

他の先生が、生徒たちにフォローをして、そのことは終わりになりました。

でも、生徒同士の間では、私はすっかり怖い人になってしまいました。

 

私からすれば、みんなだって陰で同じことを言っていたのに何で?私だけ怖い人のイメージになるの?と思いました。

が、それからは自分の思いは表面に出さず、周囲を観察して自分の言動を決めることにしました。

 

それからは、苦い経験がぐっと少なくなりましたが、時々本当にこれでよかったのか……と疑問に思うことがあります。

たまにですが、若い頃の私によく似た人を見ると、その人をいとおしく思う時があります。

そのほかに、周囲の反応が自分とは反対なのに、自分が正しいと思ったら貫いている人を見ると、私はもしかしたら大事なものをなくしたのかもしれない、と思うと気があります。