聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

集団念

集団念

 

今までも念をいろんな角度から見てきましたが、それらは全て個人のことでした。

今回は、個人ではなく集団念に触れてみたいと思います。

集団念とは文字通り集団で作用する念のことです。

 

集団念の念障害の最たるものが戦争です。

戦争は、日本だけでなく、古今東西世界中で行われ、世界中戦争をしなかった国はありません。

 

政治、経済、宗教等に多く関連を持ちながら、様々なイデオロギーの食い違いによって起こるのが戦争ですが、根本は悪・欲・疑いという、三つの人間の心、念(思い)です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

 

このような悪念、低級念は、人間の魂または霊に対して、憎悪、呪い、不安、闘争の想いを増大させます。

火が燃え広がるように悪念、低級念がますます勢いを強めて燃え始めると、戦争は幾度も繰り返されるのです。

そこには、人間の悪しき念と霊界人の悪しき念が、混然一体となって飛び交っています。

 

その反対の良念、高級念は、人間の魂または霊に対して法と光明の波動を投げかけるのです。

つまり、平和と愛と慈しみの想いを増大させるのです。

霊の浄化をはかり、人間の裡なる魂をすこやかにはぐくんでいくのです。

 

私達人間一人一人が、常に自分の想いを管理し、悪・欲・疑いの気持ちをなくそうとすることによって、世界が平和に近づいていく、ということも言えます。

逆に、私達が悪・欲・疑いをもてば持つほど、低級霊界の波動を受けやすくなります。

 

たとえ、先輩である霊たちが悪量、低級霊であっても、私達人間界側に悪念が全くなければ、波長の合わない悪霊たちは人間にとりつくこともできません。

そして、そこに至って悪霊たちも否が応でも反省を迫られ、やがて向上の道を見出すようになるでしょう。

と同時に、全世界から悪・欲・疑いの念による戦争も消滅するはずなのですが……

 

 

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人間界の世界

 

ここ数年、私も人間界のことが気になり、日本史を学んだり、世界の情勢を気にしたりしていました。

私が今感じているのは、今の日本だけでなく、全世界が今までに経験をしたことのないほど危ない状態に来ている気がしています。

私一人が、そんなことを思ってもどうしようもないし、危機感を感じている人は少ない気がしますので、よけいに歯がゆい思いをもっています。

 

悪・欲・疑いの念が戦争をひきおこすもとになるという事は理解できますが、では現実問題、現在の場合は私たちはどうすればいいのでしょうか……

 

>私達人間一人一人が、常に自分の想いを管理し、悪・欲・疑いの気持ちをなくそうとすることによって、世界が平和に近づいていく、ということも言えます。

逆に、私達が悪・欲・疑いをもてば持つほど、低級霊界の波動を受けやすくなります。

 

上記のことは、とてもよくわかるのですが、現実の今は、私一人が、いや日神会の会員信者が全員世界平和を願ってお祈りをすれば、今の危険な状態を回避できて、平和が訪れるのでしょうか。

私は、他に方法がないので、毎日のお祈りの中に平和も入れています。

というか、祈らずにいられないのです。

 

現実に起きる戦争というのは、こちらが戦争をする気がなくても、相手の国の方で悪・欲・疑いの想いを持ってくる可能性もあります。

その場合はどうすればいいのでしょうか……