聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

霊界でのお婆さん

霊界でのお婆さん

 

隈本確先生がお婆さんの霊を救済してから数年後、隈本先生はおばあさんが霊界でどんな生活をしているのだろうと思い、自分の魂を体から外して、魂だけで霊界を探訪しました。

 

そこは、緑の谷間でした。

真っ白いしぶきをあげながら谷の斜面を滑り落ちていく流れは、豊かな水をたたえた広い滝つぼに、抱き留められて行きました。

 

そこから再び形成される幅一メートルくらいの澄み切ったせせらぎは、なだらかに蛇行して下まで続いています。

そのほとりには、いろんな色の花が咲き乱れています

 

透明な大気と光のさざめき、ときおり耳をかすめる小鳥のさえずり、そのせせらぎのすぐ際に、小ぢんまりとした水飲み場があります。

 

そこは、霊界のお遍路さんたちの通り道です。

白装束に杖を突き、箱のようなものを背負ったお遍路さんたちが、次から次にとやってきます。

 

すると、一人の優しそうな老人がその都度、木のひしゃくに満々とたたえた清水をお遍路さんに差し出しては、ねぎらいの言葉をかけています。

 

隈本先生は、その光景に思わず目を疑いましたが、やはり、その老人は隈本先生のお婆さんでした。

 

お遍路さんにのどの渇きをいやすという、自らの仕事に嬉々として励み、遍路さんを見送るお婆さんの慈愛に満ちたまなざし、そこには、生前のあの依怙地で意地悪そうな目の光のかけらもなかったといいます。

 

 

 

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幸せそうなお婆さん

 

霊界でのお婆さん、生前の面影が全くなく、慈愛に満ちたまなざし、良かったですね。

 

生前は若い頃に大変苦労されたようで、でも、その苦労はおばあさんの中では良い方に生かされることはなかったのですね。

 

自分の中で辛かった想いを消化しきれず、その消化できなかった想いを、家族に当たり散らしていたのでしょう。

 

家族は、そのお婆さんの依怙地で意地悪に嫌な思いをしなが暮らしていた、負の連鎖が続く気がします。

そこに又悪霊が……

 

でも、隈本先生は、ご自分でその負の連鎖を断ち切られたのです。

おまけにお婆さんの消化しきれなかった悪想念をも断ち切ることができました。

良かったです。

 

私達も日神会の神霊治療を教わって、浄霊を行うことができますので、どんどん霊の救済を行っていきたいものです。