死とは怖くない
人間は、肉体と頭脳と心(魂、想念)の三つから成り立っています。
この三つの総元締めと言える存在が、心です。
心(魂)が、健康に機能していないと、肉体と頭脳の健全な活動はあり得ないと、隈本確先生は言っています。
もっとはっきり言うと、肉体とは、心を包むカラのようなものだそうです。
だから、人はこの世で一定の期間を過ごすと、古びたカラを捨てて魂だけの存在になって、永遠の霊界へと旅立つのです。
死とは、肉体と頭脳の滅亡を意味しますが、同時に魂の霊界への誕生を告げるものでもあるのです。
゛この心”゛この想い”が、永久の霊界で生き続けるものだとしたら――。
死とは、そんなに怖くないのではないでしょうか。
死に対する恐怖は、現界にしか通用しない頭脳によって生み出された観念なのです。
夜、隈本確先生が魂を霊界に飛ばして霊界探訪をしたとき、隈本確先生に霊界のすばらしさを訴えてくる霊人がいるそうです。
「こんな素晴らしい、美しい霊界にあなたも早く来ませんか」と言われるそうです。
それらの霊人はこういう事も言うそうです。
「あんな汚れた現界には、もう二度と帰りたくない」だそうです。
ただこういう霊界を賛美している霊人は、すでに霊界である程度の地位と格を得ている存在なのだそうです。
霊界は、実はそういうところばかりではありません。
水原一平さんは縁の下の力持ち
今回の話は、上に書いた話とだいぶ違うかもしれませんが、私的にはほっこりした話なので、ほっこりした気持ちを忘れないうちにここに書きたいと思います。
私は、スポーツ観戦にはほとんど興味がありませんでした。
というか、今でもほとんど興味がないので見ませんが、最近の大谷翔平選手だけは気になって、今まで日本の野球すらほとんど見たことがないのに、大リーグの野球をネットの動画を夢中になって見ています。
夫がヤクルトスワローズが好きだったので、お付き合いで神宮球場に何度か応援に行ったことがある程度です。
一応野球のルールは知っています。
サッカーよりはルールを知っています。
大谷翔平選手が好きな理由は、ものすごい才能の持ち主で、それを鼻にかけることもなく、いつも穏やかで野球にはとてもストイックだというところです。
よくゴミを拾っていますが、彼がゴミを拾う理由が面白いです。
人が捨てた福を拾っているのだそうです。
彼は、今まで誰も成し遂げたことがない凄いことをしているというのに、実に淡々と目の前のことをこなしている、というところが好きです。
そんな大谷翔平選手ですが、少し前の話ですが、ダグアウトにいた時に、ファールボールが飛んできて、大谷選手が頭を守ろうとした際に、ボールが右手親指に当たったという事でした。
そのため大谷選手は打者としては出場できるけれど、投手は出場できないという事でした。
そのせいだと思うのですが、私が見た動画に珍しくイライラしている大谷選手が映っていました。
大谷選手がほとんどしたことがないと思われることをしていました。
飲み干したペットボトルを投げつけたのです。
そんな大谷選手を心配をして色んな選手が、そばに座ったり、いつもならちょっかいを出す選手も黙って、大谷選手を心配そうに見ています。
もちろん彼の通訳をしている水原一平さんも彼のそばに座ったり、少し離れたところから心配そうに彼を見ています。
一平さんが大谷選手のそばに座っていた時でした。
またファールボールが、ダグアウトに飛んできました。
その時は、大谷選手の前にコーチが座っていました。
一平さんがファールボールに気がついて、すぐに大谷選手の前に立ちました。
一平さんがなぜ大谷選手の前に立ったかというと、大谷選手をファールボールから守ろうとしたのです。
結局その時のボールは、目の前にいたコーチが取ったので、一平さんも大谷選手も無事でした。
最初、大谷選手は事の状態が分からなかったようですが、しばらくして一平さんがじぶん守ってくれたと気が付いたようでした。
大谷選手はしばらく怖い顔をして一平さんを見ていましたが、その後はいつもの大谷選手に戻り、一平さんとおしゃべりをしていました。
大谷選手が大活躍できるのは、一平さんの力も大きいのかもしれません。