偶然は偶然ではない
一見偶然に見える出来事や不運の事故の多くが、実は霊界で仕組まれた筋書き通りの現象なのです。
世の中の半数以上の人々が霊界で仕組まれたワナ、つまり霊界で仕組まれた軌道にのせられたままに人生を歩んでいるのだそうです。
若い頃の確先生は、周囲の人たちに気味悪がられるほどの予知能力を持っていたといいます。
霊視という形であっても霊聴という形であっても、それが現象界にあらわれる以前に霊界で仕組まれていたのではないかと、確先生は書いています。
ここでちょっと注意をしていただきたいのですが、確先生は、これまで主としては、悪霊の介入による良からぬ予知現象について多くを説明してきました。
したがって、霊界で仕組まれたワナという場合にも、現象界にもたらされる不幸な出来事を意味していました。
ところが、良い意味での霊界で仕組まれた軌道もあるのです。
高級霊界で綿密に計算され、仕組まれた軌道というものも確かにあるのです。
そうしてその軌道にのせられた人は、人間の目には、ある日突然のようにして輝くばかりの幸運に恵まれることになります。
また、時には、素晴らしい奇跡の顕現者になるのです。
確先生はご自分の人生も高級神霊世界で計画されたのではないかと書かれています。
確先生の前半生の苦しみは何ゆえのものだったのか、今はわかる気がすると言います。
それこそが、霊界で仕組まれた輝かしい軌道の第一段階だったのではないかと確先生は言っています。
40歳の声をきくころまで続いた数多くの苦しみは、そのほとんどが高級神霊世界で計画されていて、確先生に与えられた試練と苦難の道のりだったといいます。
確先生の神霊治療能力も幸運も、高級神霊世界で周到に用意された計画の道のりを、確先生が次々と乗り越え、パスすることによって必然的に与えられたのもだったといいます。
確先生の元で確先生同様高度の神霊治療能力を発揮している職員、会員の人達もそれぞれ、十年、二十年、長い人では四十年にもわたる心身の苦しみ、社会的な苦しみや家庭的な苦しみをなめてきているわけです。
そうして、様々な苦痛を味わい、高級神霊世界で計画されていた試練をパスしたからこそ、確先生との出会いを果し、ひたすら神霊治療能力者としてますます研鑽の道を突き進んでいるのです。
人間にはそれぞれ宿命、運命というものがあり、人によってはその人生の途上におびただしい苦難、苦痛が待ち伏せています。
神にすがろう真実を求める心を失いさえしなければ待ち伏せています。
しかし、どのような状況にあろうとも、どこまでも神の実在を信じ、神にすがろうという真実を求める心を失いさえしなければ、必ずや、悪しき宿命、運命は軌道へと切り替えられていくでしょう。
神を求める心が真実であれば、神は決して私達を見捨てはしないのです。
ちなみに、予知現象について付け加えれば、低級霊によって仕組まれたワナの中に醸し出される数々の予知については、霊と波長さえ合えば次々に的中するものです。
しかし、しょせんは低級霊の作用による予知現象は、いい予知というのはあまりなく、予知の多くは、未来に起こる不幸を先取りする形でもたらされます。
この反対の高級神霊の場合は、仕組まれた軌道の中から発生する予知というのはほとんど色々な霊障を解消できる高級神霊の霊流を受けている人の場合には、予知がなくてもすべてがうまい具合に整いごく自然に幸運が群れ集まってくるのです。
新しい発見
>神にすがろうという真実を求める心を失いさえしなければ、必ずや、悪しき宿命、運命は軌道へと切り替えられていくでしょう。
これを読んで、私の長い間の謎が解けました。
人の人生は、いいこともありますが、悪いこともたくさんあります。
そして、その辛く苦しい状況が長い間続いて、その後高級神霊と出会い、運命が好転したとしたら、その流れは初めから高級神霊からの軌道だったのか、後からなのか謎だったのですが、神にすがった時点で切り替えられるのですね。
今までも「大霊界」は、読んでいたはずなのに全然覚えていませんでした。
今回、新しい発見がありました。
嬉しいです。
私も結婚をして30年位は何でこんなにつらい毎日を送らなくてはいけないのか、と思うような日々でした。
今にして思えば、そこから学んだことは沢山あったのですが、今思い出しても日神会に出会っていなかったら、今頃は一家離散だっただろうなぁ、と思います。
もしかして、これも仕組まれた軌道……
日神会で知り合いになった会員さんも20年位辛い日々が続いたと言っていました。
この方のも仕組まれた軌道……