聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

霊動

神霊治療中に起きた霊動

初代会長先生が神霊治療中に起きた、霊動についての実例です。

 

初代会長先生が、依頼人のAさんを神霊治療をしていた時のことです。

 

いつものように軽く目を閉じて、相手の幹部を一心に心に描きながら神霊治療をしていた時、不意に何か相手が発する異様な気配を感じて目をあけました。

 

すると、Aさんは顔を真っ赤にして歯を食いしばり、口をへの字を曲げているのです。

 

その上、体をものすごく硬直させて、両手を使ってしきりに不自然なしぐさをしているのです。

 

このAさんのしぐさは、一般の人が見たら何の意味かちょっと分からないものですが、初代会長先生には一目でピンときました。

 

Aさんは、さかんに弓矢を構えて、その矢で初代会長先生を射ようとしているのでした。

 

初代会長先生は、かまわず、どんどんAさんの神霊治療を続けました。

 

すると、Aさんは今度は、さかんに身振りで腰にさしている刀を抜いて、初代会長先生をきりかかろうとするのです。

 

また、次には両手で九字を組んで、その指先で初代会長先生を突き刺す格好を繰り返していました。

 

その間、Aさんは体をピリピリ、ピリピリ震わせて、全くの硬直状態でした。

 

そうして、さかんに初代会長先生に対して敵対行為を示していました。

 

これは明らかに浮霊現象なのです。

憑依霊がAさんの体を借りて、霊現象をあらわしているのです。

 

初代会長先生は、そのままの状態でジーッと心の耳を澄ましました。

 

すると、初代会長先生の耳に、相手霊の激しい憤りの声が聴こえてきました。

 

「何!!この野郎、わしに向って何をする!ようし、来い!!」

 

このAさんに憑りついている霊は、治療中の初代会長先生が発する霊流に対して、しきりに抵抗しているのです。

 

そこで、初代会長先生は治療を一時中断をして、Aさんに言いました。

 

「Aさん自分にかかって来た霊に、絶対霊行動を起こさせてはいけません。下腹にグーッと力を入れて、私に対して、どうか病気を治してくださいと心の底から強く念じてください。」

 

この忠告を素直に受け入れたAさんは、下腹に渾身の力を込めて、無言のうちに初代会長先生に対する熱心な祈りを始めました。

 

それから、初代会長先生は神霊治療を改めて始めたのですが、Aさんの異様な霊動はぴたりと止まりました。

 

 

  f:id:shiroppemaroni:20211101205850p:plainf:id:shiroppemaroni:20211101205850p:plain

 

 

Mちゃんの話

 

Aさん、良かったですね。

私は、ほとんどこういう体験をしたことがありませんが、体験した方は大変だったと思います

 

今回は、上の記事とは関係のない話です。

私が独身の時の友人の話です。

その友人は、Mちゃんと言います。

 

Mちゃんと私は、勤めていた会社の寮にいて、同じ部屋でした。

 

Mちゃんは、話すと悪い子ではないのですが、10代の子が話すような会話はほとんど話さず、いきなり新聞の一面に載っているようなことを話題にする子でした。

 

本人は、全く偉ぶっているというわけではなく、単に政治の話や、社会に起きていることに関心があるので話しているだけなのです。

 

私はMちゃんと違って、社会に関心があるわけではないのですが、彼女と距離を置く理由もなかったのと、彼女と私は漫画が好きで、お互いに絵が好きでよく描いていたので、そういう共通点もあってわりと仲が良かったのです。

 

それと彼女は、頭の良い子で私の知らないことを知っていて、いろんなことを教えてくれました。

 

だから、Mちゃんはちょっと変わっているからと距離を置く子も多かったのですが、Mちゃんの良さをよくわかってくれる人たちは、少ないけれど友人がいました。

 

Mちゃんとは、5年ほどの付き合いでした。

お互い会社を辞めたこともあり、彼女は資格を取って、それなりにいい仕事に就いたようでした。

 

それから連絡を取ることもなく、Mちゃんの事はすっかり忘れていました。

 

5年の付き合いの間、彼女から男の子の話は聞いたことがありませんでした。

 

それから20年ほど過ぎた頃、いきなりMちゃんから手紙が来ました。

 

私は結婚して関東圏、Mちゃんは関西圏でした。

結婚をして、私と同じ子供が2人いる(当時の私は、まだ子供が2人だった)という事でした。

 

それにしても何の連絡もとっていなかったのに、彼女はどうやって私の住所を知ったのか謎でした。

 

あまりの久し振りで、そのことを聞くのを忘れてしまいました。

 

受け取った手紙を読んで、Mちゃんがなぜ私に手紙をよこしたのか、すぐにわかりました。

 

彼女は結婚をして子供も2人できたけれど、旦那さんとはうまくいっておらず、離婚寸前でした。

 

そして、下の小学生の男の子は登校拒否で、もう長い間学校に行っていないという事でした。

 

どうも彼女は、自分がどうしていいかわからなくなって、宗教に頼るのが怖いので、よくある潜在意識から変えよう、というようなものに(私にはよくわからない)に入ったようでした。

 

それに入ったものの、会員を増やせと言われ、交友関係の少ない彼女は、声をかける人がいなかったのでしょう。

私に連絡をしてきたようです。

 

その頃は私も子供が小さかったのと、日神会の会員になっていたので、正直に言って断りましたが、急に今思い出してMちゃんのことが気になってきました。

 

Mちゃんのように、人生がうまくいかなくなった人というのは、こういうのに引っかかりやすいのかもしれません。