聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

"人の行”のメリットデメリット

 

 

 

"人の行”の良い面悪い面

 

これまで隈本確先生は、滝の行、おこもりの行、または毎日の読経など、つまり隈本確先生の言う"人の行”ですが、これらについて一貫して否定的な立場をとってきました。

 

それは、隈本確先生が、あくまで実在の神霊を扱う神霊治療能力者だったからです。

 

しかしながら、神霊という事を全くはずして考えた場合には、”人の行”を行う事によって得られるプラス面もまったくないわけではありません。

 

もともと体が健康な人であれば、厳冬、滝にうたれることは肝っ玉を太くしてくれるかもしれません。

 

雨の日も風の日も休むことなく叡山を回り続けるという"回峰行”などは、間違いなく健康にしてくれるでしょうし、強い精神力も培われるでしょう。

 

また、規則正しい読経や写経の習慣も、精神的落ち着きや持続力を身につけるという意味では効果大とも言えます。

 

事実、毎朝決まった時間だけ読経をするようになってから心が落ち着き、イライラがなくなったという人もいます。

 

だから、一般の人たちが、そのような人間的レベルにおいて"人の行”をすることは、実は悪い事ではありません。

 

"人の行”をすることによって強い精神を養い、魂をとりまく想念の中に気力、念が充実してくれば、心身ともに健康になれるはずです。

 

ただし、隈本確先生が言っているように、これら"人の行”を純粋に神霊学的立場から見ると、高級神霊との交流にはほどんど役にたちません。

 

しかし、それだけだったら、隈本確先生はそれほど厳しい否定的立場には立たなかったかもしれません。

 

隈本確先生が恐れているのは、"人の行”を実行している際に、ふとした心の動きに乗じて低級霊が介入してくることがあるのです。

 

というは、"人の行”をすることによって確かに好ましい結果が得られる人もあるのでしょうが、その逆に、人によっては一生を台無しにするような霊障を引き受けてしまう場合もあるのです。

 

という事を各自心にしっかりと刻み込んでおくべきでしょう。

 

まったく普通の人でも、滝行などを始めてしばらくたつと、多くの場合、気味が悪いほど予知能録や透視能力が出てくると言います。

 

そして、ほとんどの人達が、このことを喜ばしい事として受け取っています。

 

しかし、これこそ低級霊が心身に介入してきた証拠なのでであり、低級霊による憑依現象以外の何物でもないのです。

 

滝行によって、心身の状態が霊媒体質に切り替わってきているのです。

 

また、一心に読経をしているうちに、不意に耳元で霊の声が聴こえてきたとか、心ならずも体が激しく動き始めたなどという事も、実際よくあることなのです。

 

これは、読経をしている間にいつしか深いトランス状態(入神状態)に入り、低級霊界と波長の合う体質・心質に切り替わった瞬間に、低級霊がドーッと侵入してきた結果の現象です。

 

これがもっとひどくなると、一瞬にして狂人になってしまうのです。

 

 

  

 

 

高級神霊のふりをする低級霊

 

>"人の行”をすることによって確かに好ましい結果が得られる人もあるのでしょうが、その逆に、人によっては一生を台無しにするような霊障を引き受けてしまう場合もあるのです。

 

これとは少し違うかもしれませんが、低級霊の中でも自分が高級神霊のふりをする者がいます。

 

これは、私の体験談です。

 

私も自分で神霊治療をするようになってから15年くらいたってから、何となく霊のエネルギーを感じるようになっていました。

 

長男が高校生になってからのことです。

 

長男の部屋の出入り口のすぐそばに押入れがあります。

 

その押し入れの中にとても光るエネルギーを感じていました。

 

その光のエネルギーは、私が霊のエネルギーを感じる前からいたのか、感じるようになってからなのかよくわかりません。

 

その時の私は、それは高級神霊で長男を守護してくださっていると思っていました。

 

だから、毎日お礼を言っていました。

 

それから数年が過ぎて、私も高級神霊と低級霊とのエネルギーの違いが分かるようになっていました。

 

ある時ふと気が付いたのです。

 

この光り方がやけにピカピカと光って、高級神霊の厳かな光り輝く感じではないと感じました。

 

「思わず違うでしょ!」と心の中で言ってしまいました。

 

すると最初、その霊は「自分は高級神霊だ」と言い切りましたが、どう見ても輝き方に品がない感じでした。

 

言葉にどう表していいのかわかりませんが、高級神霊とは違うと思いました。

 

上のようなやり取りを何度かしていると、その霊は本性を現しました。

 

私は、この霊は長男から離れてほしいので、その霊に向って浄霊をしましたが、その霊は逃げまくるのでうまく浄霊ができなかったので、思いっきり出ていけ!!!と、追い出しました。

 

その後、しばらく長男の部屋の周囲をうろついていましたが、私が追い出しましたので、今はいません。

 

そのことがあってから、いろんな霊も必ず高いか低いかエネルギーには気を付けるようにしていますし、できるだけ自分自身に聖の親様を感じるようにしています。

 

家族にも他者浄霊をするのに気持ちをしっかりもって流すように気を付けています。