聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

神霊治療と謝礼金

神霊治療と謝礼金

 

隈本確先生は昭和50年になるまで、会社経営のかたわら、来る日も来る日も神霊治療を行っていました。

 

その頃から、週刊誌や月刊誌に紹介された隈本確先生の記事を見て、日本全国から続々と治療依頼人が、隈本確先生のもとに詰めかけてくるようになっていました。

 

しかし、そんな状況の中で、神霊治療終了後、依頼人の方々が困惑することがありました。

 

それは、病気快癒の結果に対する謝礼の問題でした。

 

病気快癒後、ほとんどの方々がひどく言いにくそうにしながら、そのことを切り出しました。

 

「あのう、ただいま病気はすっかり治していただきましたが、このように20年にもわたる頑固な偏頭痛と首、肩の凝りを治していただいた先生に対して、お礼はどのようにしたらよろしいでしょうか」

 

多くの依頼人のこうした問いに、隈本確先生は、その都度、商売で神霊治療をしているのではないから謝礼は一切いただかないことにしている、という事を繰り返し言っていました。

 

そうこうしているうちに、隈本確先生の信者的な人が10人、20人、30人と増えていき、それに伴って、神霊治療の依頼人も日を追って多くなっていきました。

 

隈本確先生は、相変わらず謝礼は受け取らないという姿勢を押し通していたのですが、ある時、信者の中の一人が思いあまったような口調で切り出してきました。

 

「先生、今日こそ、はっきりと言わせていただきます。

先生は、事業も順調に言っていらっしゃるし、神霊治療は商売でしているのではないという事で、謝礼を一切受け取られません。

おそらく、それで先生だけはご満足なのだと思います。

人を助けてあげた、難病の人を救ってあげた、という事で、先生のお気持ちは、さぞや晴れ晴れとしたものでしょう。

でも、わたくしたちの気持ちは、いったいどうなるのでしょう。

わたくしにしましても、また、わたくしがお連れする人達にしましても、5年、10年にわたる頑固な病気の持ち主でした。

先生に治していただくまでの間、医者はもちろん、いろんな教団や加持祈祷師のもとをめぐって、時間的にも経済的にも大変な浪費をしておりました。

それが、先生のもとで、あっけないほど簡単に治ってしまいました……

それなのに、先生は謝礼は一切いらないとおっしゃいます。

それでは、私の気もちがすみません。

いや、わたくしだけではありません。

他の信者さん方も同じ意見です。

病気は治してもらったものの、わたくしたちは、一生涯、先生に対して何のお礼もできません。

はっきりと申し上げますと、一生涯、先生に対して借りができてしまったような、重い気持ちです。

わたくしたちの喜びの気持ち、感謝の気持ちを一切受けてはならない――、果たして、それが、先生の神の御心でしょうか。」

 

この信者の発言に思わず面食らった隈本確先生は、さっそく信者の方々に集まってもらい、話し合いをしました。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

日神会からはお金に変えられないものをいただいている

 

隈本確先生は、相変わらず謝礼は受け取らないという姿勢を押し通していたのですが、ある時、信者の中の一人が思いあまったような口調で切り出してきました。

 

この謝礼の件で、日神会のアンチの人達が突っ込んでくるときがあります。

 

私も何度か見たことがあります。

 

神霊治療でお金をとるなんておかしい、ああいうものはボランティアで行うものだ、と言っている人がいました。

 

でも、仕事で神霊治療をしていれば、人間世界で生きていると生活をするにはお金もかかるし、日神会としての運営にもお金がかかります。

 

ボランティアで行うことは可能でしょうが、他の仕事をもってボランティアで神霊治療を行うと、どうしても神霊治療を行う時間が短くなってしまうのではないでしょうか。

 

それでは、多くの依頼人を待たせてしまうのではないでしょうか。

 

それに、信者の方が言われるように長年患っていた腰や肩が短時間で簡単に治って、嬉しくて嬉しくて、何とか感謝の気持ちを表したいのに、それが受け取ってもらえないというのは、けっこう辛いものがあると思います。

 

それはよくわかります。

 

金額にしても、私の弟は日神会は高いと言いました。

 

今は言わなくなりましたが、よく言われました。

 

ところが、後で知ったのですが、弟の信じている宗教は日神会よりずっと高かったのです。

 

日神会は家族会員です。

 

年24,000円だったと思います。

 

私も払うとすぐに忘れてしまうのですみません。

 

弟のところは、300,000円でした。弟は、どちらが高いか計算できるはずなのですが……

 

以前私が毎年行っていた時は、最後の方はマルトク会員でしたので、それの他者浄霊治療育成儀式でした。

 

それは当時は120,000円でした。

 

弟のところは、こういう浄霊というものをやっていません。

 

それで日神会は高いというんですから、私の中ではモヤモヤでした。

 

でも、今まで日神会の会員を続けた37年間を思い返すと、どれほど助けていただいたかわかりません。

 

ちょっと具合が悪いと思ったら、即浄霊です。

 

私が日神会の会員でなく、普通に生活をしていたら、何かあるたびに病院に行く時間とお金がかかります。

 

それだけでなく、いろんな心配事や悩み事も今では一人で抱え込んでいるという感じはなく、いつも聖の親様からお力をいただいているから大丈夫、という精神的な安定感があり、いつお迎えがあっても大丈夫、という思いで過ごせるという事がとても嬉しいです。

 

これは、お金に変えられない大きなお力だと思います。