タヌキの霊のせいで、キツネの守護神が逃げていく?
日神会の会員の知人の内藤京子さんから聞いた話です。
会員の末広信子さんに連れられた内藤さんは、その場で持病の腰痛が治りました。
ですが、治療後、屈託のない調子で語り始めました。
「私は、もともと霊とかオカルト現象にとても興味があって、いろいろ行者とか祈祷師のもとへ通ったこともありました。
でも、今から考えると、自分でもおかしくなってしまうようなことが沢山あります。
キツネやヘビの霊が憑いていると言われて、油揚げをあげて拝みたくったり、呪符を飲んだりもしました。
最近、末広さんに勧められて、先生のご本を三冊たて続けにによんで、これまで自分がしていたことのおかしさに気が付いたのです。
でも、私は、一つだけ、今考えてもゾッとするようなことをしちゃったんですね。
こればかりは、笑い事ですまされないんですが……。
実は、私は5年ほど前に性格がどうしても合わないという事で協議離婚をしたんですが、この主人が分かれた直後から、しつこく復縁を迫り始めたんです。
一旦は離婚しておきながら、とにかく常識では考えられないくらいしつこく、執念深く絡み始めたのです。
一人住まいの私のアパートに夜中の2時、3時に電話をかけてくるのはほとんど毎晩でしたし、時には、本人がやってきてアパートの戸をどんどん叩くようなこともありました。
もちろん、何度も話し合いをしたのですが、全くらちがあきません。
それで、とうとう、私はある祈祷師のところに駆け込み、何とか、別れた主人がうるさく付きまとわないしてほしいとお願いしたわけなんです。
すると、その祈祷師の先生、ジーッと私を霊視してくださいまして、だしぬけに言いました。
“あなた、タヌキの肉を食べたことありませんか?”
“エーッ、タヌキを!まさか。
タヌキなんて、とんでもない!!”
“ウーム、では、あなたの一代か、二代のご先祖かな、とにかく、タヌキを食べるとか、殺すとかしているね。
本来は、あなたにはキツネが守護神としてついているんだが、このままではキツネが逃げてしまうよ。
早く何とかしなければ……”
“エーッ、私にキツネが?”
“そう、キツネがあなたを守っているんだけどね。しかし、今のままではタヌキにやられてしまうよ”
“へーッ、そんなものなんですかァ”
文字通りキツネに包まれたような気分になった私は、聞いているうちに、何となくおかしくなってきて、ついニヤニヤしてしまったのです。
すると、その祈祷師は厳しい口調で言いました。
”あなた、笑っている場合ではないよ。
動物霊のたたりというのは、非常に力が強くて恐ろしいものなんだから、そんないい加減な気持ちでいると、そのうちに命をとられてしまうかもしれない”
次回に続きます。
真実の大霊界の姿が伝わってほしい
こうやって、動物霊のたたりと言われた人の話を読んでいると、やっぱりおかしいですね。
私も子供の頃から大人の会話の中に、よく動物霊の話が出ていたので、何の疑いもなく動物霊はいるんだと思っていました。
○○さんには、タヌキの霊が憑いているとか、▽▽さんにはキツネが憑いているとか、××さんにはヘビの霊が憑いているとか、大人たちは日常の中で言っていました。
でも、今考えてみると確かに動物というのは、人間のように強い念を持っているとは思えません。
私達日神会の会員信者は、動物霊はないという事を知っていますが、世間ではまだ信じている人が多いと思います。
それとは別に、動物霊はいないけれど他のものの霊が、という人が出てくるかもしれません。
○○の霊が憑いているとか・・・
いつか真の大霊界の姿を全世界の人に伝わることを願っています。