聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

タヌキの因縁は深い?

前回の続きです。

 

タヌキの因縁霊が・・・

 

“エーッ、命を。タヌキにですか?”

“そう、とにかく因縁が深いからねェ。

おそらく、あなた自身が知らないというのなら、あなたの近いご先祖に違いないが、タヌキに対して相当にひどいことをしているからねェ”

 

そういって、その祈祷師の先生は、今度は、私の別れた主人の写真をジーッと見つめてからしばらくして瞑目をし、霊視をしていたようですが、やがて、したり顔になっていったのです。

 

“ウーム、やっぱり。

やっぱり、そうだ。

タヌキだ、タヌキだ。

この男にもタヌキがついているよ、しかも相当に力の強い、真っ黒いタヌキだ。要するに、あなたのタヌキの因縁と、この男のタヌキの因縁とが引き合って、今のような状態になってしまっているわけだねェ”

“では、いったい、どうしたら……”

 

この私の言葉に、その祈祷師は、しばらく真面目くさった顔つきで何か考え込んでいるようでしたが、やがて、いいました。

 

“まず、あなたのタヌキの因縁をきることと、同時に、その男のタヌキをあなたから遠ざけるようにしなければならない。

男からタヌキの因縁を外すのは、難しい。

なにしろ、男についている黒タヌキは力が強いからね

しかし、男についているタヌキをあなたたから遠ざけている間に、あなた自身のタヌキの因縁を完全に切ってしまえば、男についているタヌキの霊は、もうあなたに引かれる事は無くなるはずだ。

そうすれば、当然、男があなたをしつこく追い掛け回すこともなくなるだろう。

しかし、あなたは危ない所だった。

男についているタヌキがもっと暴れだしたら、暴力沙汰になっていたかもしれないよ

とにかく、あなたは知らないだろうが、動物霊というのは恐ろしい”

 

それから、わたしはとにかく、私についているというタヌキの因縁を切るために、毎日、その祈祷師のもとへ通って祈祷を受けることになったのです。

 

でも、その先生の言うには、そのようにして私についているタヌキを外すだけではダメで、同時に、男についているタヌキを遠ざける修法を施さなければならないのでした。

 

そして、祈祷師の先生は、私にその方法を指導してくれたのです。

 

ところが、その方法を聞いたとたんに、さすがの私もちょっとびっくりしてしまいました。

 

というのも、それが、何と言うか“呪いのワラ人形”的やり方だったからなんです。

 

私は、その祈祷師から、まず和紙を人形に切ったものを二枚渡されました。

 

そこには、あらかじめ私が告げておいた別れた主人の姓名と生年月日、そして、何やら呪文のようなものが墨で書かれていました。

 

それから、今度は、私自身の手で、その二枚の人形に対して、いろいろと細工をしなければならないのでした。

 

が、その細工というのが、もらった人形の中に中心部めがけて針を32本打ち込み、それからごま油をかけて炭焼きにするなどという、ちょっと不気味なことだったのです。

 

でも、私はとにかく別れた主人がそれでうるさく来なくなれば……と、気持ちをたて直して、祈祷師の指導通りのことをしました。

 

炭焼きにした人形はそれぞれ一合の小豆と共に和紙にくるみ、一方は自宅の庭に埋め、一方は自宅の庭に埋め、もう一つは男が住んでいる地域にある神社の境内に埋めました。

 

そして、その上から五寸釘を、各々12本も打ち込み、その後、21日間、毎晩、その上から五合の酒をかけ続けました。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

一件落着

 

何だか恐ろしいことになってきましたね……

 

元夫とはいえ、夜中の2時、3時に電話をかけてきたり、直接アパートに来てドアをどんどん叩かれると、近所の手前もありますし、女の一人住まいですから怖いですよ。

 

だから、この祈祷師うさん臭いと思っても、他に方法がないとなると、従ってしまう気持ちはわかります。

 

話は全く別の話になります。

 

最近、我が家でいいことがありました。

 

内容はあまり詳しくは書けませんが、書ける範囲で書いてみたいと思います。

 

端から見たらどう思われるかわかりませんが、私は聖の親様のお力のおかげだと思っています。

 

義母が亡くなって、相続の手続きは終わりました。

 

夫の兄弟の土地は、母の生前にいろいろわけがあって夫の兄弟の共有地になっています。

 

夫の兄弟は、姉兄、弟の4人です。

 

弟の場合は、結婚をして数年で奥さんの実家に婿入りをしましたので、その時に住んでいた土地を売りましたので、今回の共有地の件では関わっていません。

 

ですから、今回は夫と姉と兄の話です。

 

夫の兄弟はそれぞれに結婚をするときに土地を親からもらったのですが、それぞれ皆共有地なのです。

 

お互いにそこは、お金のやり取りなしに共有地を外そうという事になっていたのですが、義姉の不正があってその話が進みません。

 

夫と義姉はそれだけでなく、そのもっと前から険悪で話し合いになりませんので、義兄が間に入ってくれていました。

 

ところが、義兄本人は「俺は中立」だと言っているし、そう思っているようでしたのですが、私から見ると完全に義姉側です。

 

義姉は自分の都合が悪くなると、夫や私のせいにして、いつも自分は被害者になります。

 

今回の共有地の件は、数年暗礁に乗り上げていました。

 

でも、この件を子供の代に持ち越すわけにはいきません。

 

何とかならないかと、専門家に間に入ってもらい、今回長くかかりましたが、解決しました。

 

この間、あまりに年数がかかるので、私は早く解決するように聖の親様にお祈りをしていました。

 

夫の兄弟も皆70代です。いつどうなるかわかりません、やはり皆体が動けるうちに解決をしておきたかったのです。

 

おかげさまで、皆それぞれの土地になっただけでなく、義兄が今回の件で、義姉夫婦のウソに気が付いたようです。

 

今まで、義姉夫婦のウソを言っても信じてもらえなかったのですが、今回の件でやっとわかってもらえました。

 

これは、本当にうれしかったです。

 

もちろん、夫が一番喜んでいます。

 

兄弟の中で一人どんなに頑張っても認めてもらえなかったし、信じてもらえなかったのが、一人でも理解してくれる人ができたことがとても嬉しかったようです。

 

共有地の件が早く解決をしてください、とお願いをしていましたが、まさかの義兄の理解まで得られるようになるとは思っておらず、とてもありがたかったです。

 

ありがとうございました。