聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

色情があったおかげで人類が続いてきた

色情のない人間はいない

 

多くの自称霊能者は、まるで鬼の首を取ったような調子で、色情因縁、色情因縁と言っては、依頼人を不安に陥れていますが、だいたい、世の中に色情のない人間などいるのでしょうか。

 

もし、いたとするえば、そちらの方が異常者と言うべきです。

 

昔から「英雄色を好む」というけれど、古来、王侯貴族から一般庶民に至るまで、人のいるところ、色恋の話のタネは尽きません。

 

芸術と言われるものにしても、その多くは、人間が本能として持っている色情を美しく昇華したものと言えます。

 

もし、あなたが病気や災難に関する相談があって霊能者や行者、祈祷師を訪れて、そこで「色情の因縁霊が憑いている」と言われたら、あなたは、逆にその霊能者なり祈祷師に、「あなたには、色情がないのですか」と言ってあげると良いでしょう。

 

色情因縁、色情因縁とは口癖のようにして言う当の霊能者、祈祷師こそ、精神的に異常色情者なのではないでしょうか。

 

先に説明した「動物」にしても、この「色情」にしても、そのあとに「霊」とか「因縁」という文字がつくや、たちまち人間は、理性を失った非論理的世界に浸透してしまうものらしいです。

 

どうやら、「霊」とか「因縁」といった文字や言葉には、人間を不可思議な暗示の世界に引き入れるよほど強い催眠的な呪力があるようです。

 

本来、人間には、その生命を維持していくために備わった食欲、睡眠欲とともに、種族を維持していくための性欲というものがあります。

 

私達人間に、この色情があればこそ、子々孫々も増え、繁栄していくという道理なのです。

 

したがって、死後間もない霊とか、特に強い恋の想いを残して他界していった人の霊を招霊をして霊言させると、確かに、やるせない位までの色情の想いをいろいろと吐露することがあります。

 

そして、当然のことながら、そのような未浄化な霊は、折あらば現界人に憑依しかかっても来ます。

 

しかし、そのような場合でも、神霊能力者のなすべきことは、基本的にはただ一つのはずです。

 

要するに、その未浄化の霊を浄化させ、因縁を解いてあげればいいのです。

 

それで、依頼人の災いが解消されれば事足りるのです。

 

だいたい、人間的な恋愛感情などをもっている未浄化な霊を現界に引きずり出し、その想いのたけをどのように表現させたところで、依頼人の病気や悩み事は解消されないのです。

 

未浄化な低級霊の心情をああだ、こうだと依頼人に聞かせたあげく、結局病気(霊障)も治せないような神霊能力者は、霊能者としての看板をさっさとおろすべきでしょう。

 

このような低級霊能者は、何も知らない一般依頼人の心に大きな不安と心配を植え付ける、全くはた迷惑な存在なのです。

 

ただし、このようなことについては、依頼人側にも全く問題がないわけではありません。

 

というのも、依頼人の中には、やたらに低級神霊現象に興味を持っていて、自分に憑りついていた憑依霊について、しつこく聞きたがる人が多いからです。

 

このような人たちは、一日も早く、低級霊減少に興味を持つことの危険性と無意味さを知っていただきたいものです。

 

先程の話の溝口さんにも、このあたりの説明をしたのですが、相当重症な「色情因縁」の催眠にかかっている溝口さん、はたして、隈本確先生の言葉をどこまで理解してくれたことでしょう。

 

 

  

 

 

性欲だけ特別視はおかしい

 

>私達人間に、この色情があればこそ、子々孫々も増え、繁栄していくという道理なのです。

 

私も同じことを思っています。

 

私も以前から、人間が今まで世界中で続いているのは、人間に性欲があったからだと思っています。

 

人間には、生きていくために必要な欲である、食欲、睡眠欲、性欲です。

 

ところが、なぜかこの性欲の話になると人は特別のものとしての扱いになっている気がします。

 

その性欲になると、いろんなことが特別なことになって、それこそ色眼鏡で見ての扱いになる気がしています。

 

>その未浄化の霊を浄化させ、因縁を解いてあげればいいのです。

 

私もその通りだと思いますし、色情因縁だけを特別扱いする必要はないと思います。

 

以前にも書きましたが、私の近所のおばあさんが何かというと、あの人には色情因縁がついていると言っている人がいましたが、あれはおかしいと思います。

 

そのお婆さんも今は、デイサービスに通っていて私達とはほとんど会う事もなくなってしまいました。