聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

思いがけないに事に・・・

前回の続きです。

 

予想外の展開

 

隈本確先生の体に招霊した佐川君の生霊に対して、胸中深く問いかけました。

 

「佐川君、そなたは現在、川島君に対して何か思っていることがあるであろう。

私の体を使って、言葉に出して、思いのたけをしゃべってみよ」

 

と、突然、隈本確先生の口をついて、意外な言葉がほとばしり出ました。

 

「オイ、川島君、君はいつになったら金を返すんだ。

もうすごく返す、もうすぐ返すと、何度僕にウソをつくんだ。

僕は、君が、こんなだらしない人間だとは知らなかった。

見損なっていた。君から金を取り戻すまではいさかいをしたくないが、もし、金を取り返すことができたら、今後は一生君とは付き合わない、そう覚えておけ――」この霊ゴンをさえぎったのは、隈本確先生のすぐ側で聞いていたであろう川島君でした。

 

「おいおい、もういい、もういい!隈本君、もう止めてくれ!」

 

色を失って制止する川島君の慌てふためいた声に、招霊していた佐川君の生霊を突きの九字で本人に返し、我に返ったのでした。

 

間の前には、ぶぜんたる面持ちの川島君が、振り子のように首を左右に振りながら座っ

 

「あの佐川君の野郎、しつこい奴だなあ、この間あった時、必ず返すからもう少し待ってくれ、絶対間違いないと、あれほど念を押して言っておいたのに……。

こんなに根に持っているとは、あ人は案外、見かけによらんもんだなあ、……」

 

川島君は、自分が借金をしていることを棚に上げて、そんな独り言をブツブツ言っていたが、ひょっと隈本確先生の目を向けると言いました。「

 

隈本君よ、君は本当に最近佐川君にあっていいないのかァ?

このことを佐川君から聞いたんじゃないのかい?」

 

「いや本当に、もう二、三年ずっと会っていない。

僕は、彼がどこに住んでいるのかも知らないんだから」

 

じゃ、どうして、今の事を知っていたのか?」

 

「いや、知っていたんじゃない。

さっき言っただろう。

あれが、僕の神霊能力の中の霊媒能力というか、霊言能力なのさ」

 

「へーッ、霊言ねェ、霊言だか、霊媒だか、僕にはそんなひっちゃかむずかしいことはわからんが……、

しかし、まいったねェ」

 

とんだところで借金の一件を責められた川島君、首を振ったり、頭に手をやったり、大いに困惑していました。

 

このように、若い頃の、隈本確先生は霊媒体質でもあり、生霊であろうと死者の霊であろうと、とにかく、心身にビンビンと霊的感応があったものです。

 

しかも、この佐川君の霊言の場合は、隈本確先生自身が自己の意志の力で行った事だったからよかったのですが、かつての隈本確先生はと言えば、自己の意思が働かない時にでも、自然に霊の姿が見えたり声が聴こえたりして、全くイヤな思いをしたものです。

 

 

 

 

 

ノストラダムスの大予言

 

>佐川君の霊言場合は、隈本確先生自身が自己の意志の力で行った事だったからよかったのですが、かつての隈本確先生はと言えば、自己の意思が働かない時にでも、自然に霊の姿が見えたり声が聴こえたりして、全くイヤな思いをしたものです。

 

こんなことが自分の意思とは関係なく口から出たのではたまったもんじゃありませんね。

 

誰だって、人に言えないことや人に言いたくないことがいくつかあるはずですら、そんなことを勝手に他人に指摘されると警戒しますよ。

 

隈本確先生大変でしたね。

 

今回の記事とはちょっと違いますが、昔、私がまだ若かった頃、「ノストラダムスの大予言」というのがありました。

 

まだ子供が小さかった頃でしたが、私はその予言を本気で信じていました。

 

夜も眠れないくらいに。

 

子供たちがちゃんと生きていけるのか、生きていけるようにするにはどうしたらいいのか、とか真剣に考えていました。

 

そんなことを考えながら、考えている隅に小さい疑問がありました。

 

普通に考えて、人は何百年も先の世界なんぞ考えるのかな?と。

 

まあ、でもこの人は自分で浮かんだ予言はコントロールできないのかな……などと考えながら心配をしておりました。

 

ノストラダムスの大予言」関連の本を読んでいるうちに、あれ?この予言て、過去に起きたことをこれはもしかしたら、ノストラダムスの書いていたことはこのことではないか、と後になって彼の書いた予言に当てはめているのではないか、と思うようになったら予言と言えば予言だけれど、後になって結び付けたら予言になっていないのではないか、と考えるようになりました。

 

長ったらしい表現になってしまいました。

 

私の読んだ本に書いてあったのは、ノストラダムスの予言があまりに当たるので、当時の王様がノストラダムスを重宝していましたが、そのうち気持ち悪くなりノストラダムスは命を狙われるようになったので、わかりにくい表現であらわすようになったと書いてありました。

 

要するに、そうなるとわかりにくいから、どうでも解釈ができるという事になります。

 

ネットで今でも調べると、ウクライナのロシアの侵略も予言されていたのではないか?と、書いてある記事もありました。

 

『「闇の3日間」が訪れ人類の3分の2が滅亡するだろう』とい書かれているものです。

 

う~ん、これでロシアのウクライナ侵攻に結びつけるのは無理がある気がしますが……

 

人それぞれ解釈に違いがあるので、完全に否定はできませんが……