聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

審神者とは・・・

審神者と言われている人達

審神者(さにわ)と言われる人がいます。

審神者とは、神慮を審察するもの、すなわち、神霊の想いを詳しく取り調べる人のことを言います。

テレビなどで、霊媒にかかって来ている霊と対話をしている行者、僧侶や、巫女の姿をした人を見たことはないでしょうか。

それが、審神者です。

審神者と言われる人の多くは、僧侶、巫女、加持祈祷師、あるいは行者の格好をしており、霊媒と対座し、霊媒にかかってきている神・仏・霊と色々な対話をするのです。

そして、霊媒に憑依しているその霊が、果たしてどのような霊であるか、また、どのような想いをもった霊であるのかを判断したうえで、霊界での進むべき正しい道を教えさとすところまでするのが、本来の審神者のあり方です。

したがって、審神者とは、少々神霊の知識をかじったくらいでは、とてもつとまるものではありません。

その意味で、現在、自他ともに審神者であると認めている人達の中に、はたして真実の意味での審神者がいるかどうか疑問です。

隈本確先生の見たところ、自ら審神者であると公言する人達の多くは高級神霊世界に対する見識は皆無で、低級霊ばかりを対象としているようです。

しかも、霊に対するその応対も、かなり傲慢です。

また、さらもっと驚くことには、目に見えない神霊と対話をする審神者であると言いながら、実は、霊界の存在を全く認めていない自称審神者までいるのです。

宗教団体、神霊研究団体に、この手の自称審神者が非常に多いのです。ある時、隈本確先生は自他ともに審神者であると公言している人に質問をしました。

「あなたは、実際に神・仏・霊の存在を認めますか」

すると、審神者なる人物は、答えました。

「いやあ、私は霊界について書物で読んで知ってはいるけれど、自分ではよくわからない。なにぶん、わたしは霊と接触したという体験がないものだから……」

「では、どうして審神者をしているのですか」

「それは、私が属している団体の上からの命令です。霊媒にかかってきた霊が悪霊だなと思った場合には、とにかく厳しく注意し、霊界の高い所へ行くよう指導しなさいと、このような教育を私は受けているんです」

というわけで、この審神者なる人物、案外あっさりと内幕を語っていましたが、何とも頼りない話でした。

これでは、とうの審神者に高級神霊の神慮などわかるわけもなく、霊に対するその教導にも何の価値もありません。

審神者とは本来、人間同士の取り決めによって選出されるということはあってはなりません。

それは、霊界の高き神霊より請われるべきで、その高き神霊の意をくみ得る人でなければなりません。

つまり、高き神霊の意にかなった人ということになります。

そして、それだからこそ、審神者となれば、神・仏。霊と対話をするばかりでなく、その教導をも行い得るはずです。

しかし、真の審神者たるべき人が、果たして、この地球上に何人いるのでしょうか――。

隈本確先生は、高級神霊世界の深い神秘を知れば知るほど、自ら審神者であると公言する人達のありように疑問を抱かずにはいられません。

とどのつまり、現在、審神者と言われている人達は、低級霊や悪霊に対して警察官的な役割をかってでているにすぎません。

それらの審神者では、神・仏・霊を救済、教導することはできないばかりか、人間を救済することだってできはしないのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

霊界の高き神霊の想いを意をくみ得る人

>実は、霊界の存在を全く認めていない自称審神者までいるのです。

 

これわかる気がします。

何故なら、お金目当てで立ち上げた宗教団体ならありうるでしょう。

一般には目に見えないから、口先で何とでもいえるのではないか、と曇った私の心が言っています。

 

>霊界の高き神霊より請われるべきで、その高き神霊の意をくみ得る人でなければなりません。

 

そうですよね、霊界の高き神霊の想いを意をくみ得る人でならないとなると、最初から高き神霊と交流をできる人、そして高き神霊が認めた人が一番ですよね。

 

>現在、審神者と言われている人達は、低級霊や悪霊に対して警察官的な役割をかってでているにすぎません。

 

警察官的や役割をかってでている、うまい表現ですね。

こういう請け察官的な方法では、おそらく霊は素直に自称審神者のいう事を素直に聞く気にはなれないでしょう。