有頂天になったけれど・・・
埴山姫の命が、隈本確先生の守護神として出現されて一週間目のことでした。
隈本確先生の心の世界に再び神示が下りました。
「余は守護神・埴山姫之命である。代、そなたに大いなる目標を授けよう。その目標の灯は、十年先に灯してある」
隈本確先生はこの神示を聞いて、すっかり有頂天になってしまいました。
——十年先には、どんな素晴らしいことが待ち受けているのでしょうか!
隈本確先生は、偉大なるの幸せをつかんでいるのでしょうか。
それに、人間・凡夫としても、持ち得る限りの幸せをつかんでいるのでしょうか。
大いに期待に胸を膨らませて、新しい人生の第一歩を意気揚々と踏み出したはずの隈本確先生でした。
が、隈本確先生の甘い期待は、見事に打ち砕かれてしまいました。
当時の隈本確先生は、ご守護神の神示があらわす真の意味が全然わかっていませんでした。
それからの隈本確先生の生活はといえば、強度の霊媒体質に陥り言うに言われぬ心身の苦しみを味わい、その上に、事業の倒産、失業、多額の借金……と続いて、公私ともに極限の苦しみをなめさせられたのです。
この20年間にわたる苦闘の日々については、以前に詳しく書いて述べています。
それにしても、いったいご守護神、埴山姫之命は、何を思われ、隈本確先生に何を授けんとしておられるのでしょうか。
ご守護神の神示を頼りに希望に胸膨らませて出発したはずの隈本確先生は、次々と降りかかってくる不幸の数々に、大変困惑し、悩んでしまったのでした。
次回に続きます。

後になってわかること
>「余は守護神・埴山姫之命である。代、そなたに大いなる目標を授けよう。その目標の灯は、十年先に灯してある」
隈本確先生はこの神示を聞いて、すっかり有頂天になってしまいました。
ご守護神様にこんなことを言われたら、だれでも有頂天になると思います。
夢のようですよ。
>当時の隈本確先生は、ご守護神の神示があらわす真の意味が全然わかっていませんでした。
現実は逆だったのですね。
これでもかというほど大変な目に合われたという事なんですね。
でも、そういうのって後になってみるとわかるんですよね。
私は、北陸の農家の生まれです。
当時は、とにかく跡取りとして男の子が第一だったのです。
だから、私たち姉弟は女が4人続いたので、父はそれほどでもなかったのですが、祖父はひどかったのです。
次女の後に男の子がいたようでしたが、死産だったそうです。
その時の、祖父の落胆ぶりは大変だったようです
こんなことは当時としては当たり前だったようですが、今の時代ならマタハラと言われそうです。
家族でそんな状態でも、当時の母は「男の子を産め」のプレッシャーに大変な思いをしていたのではないかと思いましたが、母も一緒になって男の子の誕生を願っていて、残念に思っていたようです。
その後、三女と四女の私の後に念願の男の子である弟が生まれたわけです。
私が、三十代の頃に母がこんなことを言いました。
「あの頃、家じゅうみんなで早く男の子、早く男の子と言っていたけれど、念願の男の子は今思えば最後の子でよかった」
と言っていました。
なぜなら、実家は祖父が強く、何でも祖父の言う通りにしないといけない雰囲気でした。
そうなると長子が男の子だったら、家の中は争いが絶えなかっただろうといっていました。
確かに私もそう思いました。
弟が成人をして、家を継ぐころには祖父もだいぶ弱って、口を出すこともなくなっていましたから。
母曰く「人間にはわからないけれど、仏様の計らいがあるんだ。」と、仏教を信じている母が言っていました。
仏さまを神様に置き換えれば、同じことが言えると思います。