聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

魂とは肉体から独立した意志体

前回の続きです。

 

自分自身の肉体や頭脳を忌避した魂

「それでは、この度のおのれ自身の肉体の殺害は?」

「わたくしは、もう、あの古い肉体、そして鼻もちならない傲慢な思いを宿した知恵、頭脳が嫌で嫌でたまらなかったのです。人間・宮田加奈子の体中にあって、わたくしはどれほど嫌な想いをしていたことでしょうか。けれども、肉体を病気にかからせますと、必ず他の神の邪魔を受けます。肉体は、必ず助けられてしまうのです!!

……でも、ごらんのとおりです。古く嫌になった自分の肉体、知恵・頭脳をわたし(宮田さん自身の魂)が捨てさせる方法は、病気以外にもあるものなのですよ」

なんと、宮田さん殺害の一件に関しては、このような裏の真相があったのです!

それにしても、宮田さんの魂の声をここまで聞いてしまえば、もはや、何をかいわんやであります。

隈本確先生は、招霊していた宮田さんの魂を、釈然としないながらも九字を切って霊界に返してしまいました。

見よ!この事実を――。

美しい霊界へ行かんがために、傲慢と悪想念に満を満ちた肉体、知恵・頭脳を自ら殺害しるという非常手段をもって捨てた宮田さんの魂でありましたのに、霊界へ来てみたところが、そこは汚い、真っ暗闇の低級霊界だったのです。

そして、宮田さんの魂は、しきりに「悔しい」と言うのです。

宮田さんの場合、生前、肉体人間である彼女自身は自分の傲慢さ、悪想念ぶりに全然気が付いていませんでした。

しかし、彼女の体中深くに宿るもう一人の人間、すなわち魂の存在は、そんな彼女自身の想いのすべてをじっと見つめていたのでした。

そして、宮田加奈子・凡夫の魂は、傲慢で鼻持ちならない自分自身の肉体や頭脳を忌避し続けていたのでした。

人は、自らの汚れたすさんだ肉体や頭脳を捨てんがために、魂独自の裁量において、自分自身の体を病魔に明け渡すことができるのです。

わたしたち人間の一人ひとりの魂とは、目には見えないけれども、そのように肉体から独立した、確固たる一つの意志体なのです。

 

次回に続きます。

 

 

魂の誤算

>宮田加奈子・凡夫の魂は、傲慢で鼻持ちならない自分自身の肉体や頭脳を忌避し続けていたのでした。

 

宮田さんの魂は、自分自身は霊界の高いところへ行けると信じていましたが、実際はそれに見合わない自分の肉体や頭脳を嫌っていたと考えていいのでしょうか。

そして、自分で信じて疑わない霊界の高い美しいところに行けると信じて、自分自身の肉体を始末をしたという事でしょうか。

うーん、わたしにはわかりません。

わかるのは、肉体人間でいるうちに魂をできるだけ汚さないようにするという事でしょうか。

 

これから書くことは、最近、わたしの身近で起きたことです。

Uさんという88歳の男性がいます。

Uさんは認知症です。

元中学の校長先生でした。

Uさんは自分は認知症だという自覚はありません。

だから、おそらく認知症のための病院に行っていないと思われます。

奥さんと二人暮らしです。

Uさんは山登りが好きで、以前はよく山登りをしていました。

だから、88歳という年齢にもかかわらずとても足腰がしっかりしています。

年齢を重ねると姿勢が悪くなる人が多い中、Uさんは姿勢もよく、毎日の日課である散歩も欠かしません。

Uさんは自分のことは自分でできますが、奥さんは数年前に脳梗塞を患いました。

でも、今はゆっくりですが自分のことは自分でできますし、頭はしっかりしています。

Uさんは88歳という高齢ですが、車の運転はしていました。

最近はあまり遠くには出かけていなかったようですが、いまだに車を二台所有しています。

最近Uさんが言うには、運転免許証をおまわりさんに取り上げられたから運転ができない、というのです。

話をしていると、5分もしないうちに免許証がないことを忘れてすぐに車に乗るといいます。

「免許証がないでしょ」というと、「え、俺免許証がないの?」と言います。

なぜおまわりさんに免許証を取り上げられたのかわからないといいます。

事故を起こしたわけでもないし、トラブルがあったわけでもないのに、理由がわからないといいます。

車のキーは奥さんがもっているといいます。

それを聞いたとき、わたしともう一人の知人はチンプンカンプンでした。

その数日後、用事があったので先に一緒にいた知人とUさん宅に行きました。

その時は、Uさんが出かけて奥さんだけだったので免許証のことを聞いてみました。

すると思いがけないことがわかりました。

実は、Uさんのことを心配した奥さんが、知り合いに頼んでおまわりさんにお願いをして、Uさんの免許証を取り上げてもらったというのです。

免許証と車のキーは奥さんがもっているという事でした。

おそらくですが、Uさんに免許返上のことを言っても聞かないので、奥さんがおまわりさんに事情を話して、お芝居をしてもらったようでした。

今、高齢者の車の免許返上で困っている方がけっこう多いと聞きます。

こんな方法もあったのかと、驚きました。

それにしても、今までUさんが事故やトラブルに巻き込まれなくて良かったです。