「神かくし」現象も霊障
強度の精神的霊障といえば発狂ということになりますが、霊障による発狂や、それに近い状態では、当の発狂者は、しばしばあるパターン化された奇妙な行動をとるものです。
たとえば、不意に家を飛び出して、2日も3日も帰ってこないのです。
そして、その間、一切食事もとらず、あてどもなく歩き回っている、という現象も代表的なものの一つなのです。
そして、このような場合、数日後に帰宅した本人に聞いてみると、その間のことを何一つ覚えていない場合が多いのです。
この現象は、霊界からやってきた霊魂が現在界人の心(魂)に侵入し、さらに体を自由に支配して、引きずり回すことによって生じたものです。
侵入霊は、霊界では一切食事をとった経験がないために、現界人の体に入っても、食事をしようとか、させようとかいう気は全く起こらないのです。
このほか、昔から言われるいわゆる「神かくし」現象も、霊障の代表的なものといえるでしょう。
ある日突然、姿をくらまして、そのまま杳として消息を絶ってしまうのです。
そして、ついに警察まで出動して捜索したところ、その行方不明者は、思いがけない山の中で死体となって発見された……などという話は、よく耳にするところです。
このような現象のほとんどは、霊界から突然憑依してきた霊が、その人間の生霊との戦いに打ち勝って、当人の心と体のすべてを占領し、霊自身の思うがままの行動をさせた結果生じたものなのです。
霊界から現界にいる人間に憑依してきた霊にしてみれば、人間の体に入ったのは良いのですが、人間界の姿が全く見えないのです。(死後、長年月を経た霊界生活の長い霊にあっては、現界人に憑依しても現界の姿が見えないことが多い。逆に、死後間もない霊にあっては、自己の死を悟らずに、その結果、霊界は見えず現界ばかりが見えるという現象が起こりやすい)
したがって、この場合、憑依した霊は現界のありさまを見ることなく、ただ生者の手足を使って、どんどん、どんどん、あちらこちらを闇くもに歩かせるのです。
どんな深い藪や山に踏み込もうとも、とりついた霊は藪や山を見ることなく、霊界の続きを歩いているようなつもりで、生者の体を使って歩き続けるばかりなのです。
次回に続きます。
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謎が解けた
>昔から言われるいわゆる「神かくし」現象も、霊障の代表的なものといえるでしょう。
今までわからなかった謎が解けたと同時に、恐ろしいと思いました。
>死後、長年月を経た霊界生活の長い霊にあっては、現界人に憑依しても現界の姿が見えないことが多い。逆に、死後間もない霊にあっては、自己の死を悟らずに、その結果、霊界は見えず現界ばかりが見えるという現象が起こりやすい
この説明はとても分かりやすいです。
だから、日にちをかけて大勢で探しても見つからず、やっと見つかったと思ったらなんでこんなところに行ったの?
という場所で見つかったという話は聞きます。
そういうことだったのですか。
霊界生活が長い霊には、現界が見えないけれど、死後間もない自己の死を認識していない霊には霊界が見えず、人間界しか見えない……すごく納得できますが、隈本確先生は霊に直接聞かれたのでしょうか……以前から私は、霊界人から人間界が見えているのか疑問でした。
霊界生活の長い霊界人には、人間界が見えていないということなのですね。
>憑依した霊は現界のありさまを見ることなく、ただ生者の手足を使って、どんどん、どんどん、あちらこちらを闇くもに歩かせるのです。
そういうことなのですね。
だから、人間界では当たり前のことである食べるということや、危険な場所とかそういう感覚がないのですね。
でも、まだ一つ気になることがあるのですが、憑依された方の魂は霊界人との戦いに敗れたといいますが、憑依された方の魂はどうなったのでしょう。