前回の続きです。
隈本確先生の指導で変わった川口さん
「川口さんは、今日せっかく神霊治療で気分がよくなったわけですから、周囲の人たちも、もう霊的な話などは一切しないように気を付けて、普通のお嬢さんらしい生活をさせてあげてください。
そして、とにかく運動すること、体を使うことです。家に閉じこもって、じっとしていたのでは川口さんの健康状態は、また、元の状態に戻ってしまいますよ。ジョギングでもナワトビでも水泳でも山登りでも何でもいいですから、とにかく体を使うことに全力をあげるようにしてください」
隈本確先生の言葉に、初めは少々意外そうなっ顔付きをしていたお医者様でしたが、すぐに納得されたようで、深くうなずくと、お礼を言って、川口さんを伴って帰っていきました。
それから半年ほどたったある日のこと、隈本確先生の治療所に一人の女性がやってきました。
「六か月ほど前、先生の神霊治療をを受けました。後のときは、本当にどうもありがとうございました」
隈本確先生は、見覚えのない女性にお礼を言われて、少々面食らいました。
「あ、川口さん……、あなたは、いつかお医者様と見えた方ですすか?」
「はい、そうです」
「はーっ、そうだったんですか。あまりに変わっていたので、わかりませんでした。どうも失礼しました」
隈本確先生はそう言いながらも、まだ心の中では、今目の前にいる女性と、半年前のまるで未熟児のようにか細く、頼りなげな女性の面影とが、どうしても一致しないのでした。
「あの日、先生にいろいろご注意をいただきまして、それからというもの、必死で運動に明け暮れました。ジョギングや縄跳び、それから、友達を誘ってハイキングや山登りにもずいぶん行きました。初めは、家から外へ出ることが、まず億劫で、体を動かすなんて、それこそ死ぬ思いでした。でも、我慢してやっているうちに、だんだん気分がよくなってきて、今では、一日じっとして家にいると、動きたくて体がムズムズしてくるほどです」
屈託のない笑顔で、はきはきとそう語る川口さんは、体つきもしっかりとして、今や健康そのものお嬢さんです。
まったく、変われば変わるものです。
「先生のおかげです」と、さかんに言う川口さんですが、隈本確先生は、ただただ目をみはるばかりでした。
次回に続きます。

霊に関心を持たないことと運動
良かったですね。
人は自分の想いと行動で変わるものですね。
しかも、隈本確先生にもわからないくらいにです。
>今日せっかく神霊治療で気分がよくなったわけですから、周囲の人たちも、もう霊的な話などは一切しないように気を付けて、普通のお嬢さんらしい生活をさせてあげてください。
霊に関心を持たないことですね。
>初めは、家から外へ出ることが、まず億劫で、体を動かすなんて、それこそ死ぬ思いでした。でも、我慢してやっているうちに、だんだん気分がよくなってきて、今では、一日じっとして家にいると、動きたくて体がムズムズしてくるほどです」
川口さんの偉いところは、ここですね。
初めは、家から外へ出ることが、億劫で、体を動かすなんで、それこそ死ぬ思いでした。
こういう状態だと、ついいろんな言い訳をして、やめてしまう人も多いと思うのですが、川口さんは頑張りました。
それが結果に出たのですね。
素晴らしいです。
話はだいぶ違いますが、「大人の社会科チャンネルーtetsuya」というyoutubeを最近よく観ています。
最近印象に残ったのが、「少子化と資本主義」というタイトルです。
tetsuya氏は、参政党支持者ですが決して偏った考え方ではなく、視野も広く深い考え方の人です。
tetsuya氏が言うには、少子化を止めるには大きな抜本的な改革が必要だといいます。
大きな経済的な支援も必要ですが、それだけでは解決は難しいというのです。
今の世界は資本主義の国が多いですが、資本主義の考え方だとどうしても少子化になってしまうというのです。
確かに資本主義の国のほとんどが、少子化になっています。
資本主義だと、経済合理性の追求ということを第一で成功をしていきます。
それによって、今までの伝統的価値観や宗教的価値観が衰退していきます。
ところが、人間は常に合理的にいられません。
伝統的価値観というのは、人間はこうした方がうまくいくという経験則の積み重ねです。
それらを残したままで民主的な政治を行うことが良いといいます。
tetsuya氏が言うには、その伝統的価値観と社会的政策とつながるようです。
だから、民主主義的な政治と社会主義政策が両立するということが良いといいます。
あまりうまく説明ができませんでしたが、つまり合理性だけでは人はすさんでいくので、人が昔から繋いできた伝統的価値観も残したまま、両立するのが良いのではないかということです。
それによって、少子化もなくなるのではないかということです。