聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

もう一つの虫

前回の続きです。

 

大人の会話

治療の当日に、日神会の道場に坂上さんのご主人があらわれました。

かっぷくの良い堂々とした男性でした。

いかにもエネルギッシュで、治療依頼申し込み書に書かれていた58歳という年齢より、かなり若く見えます。

神霊治療自体は、5分位で難なく終了しました。

7年来の腰痛と足の鈍痛がすっかりなくなったといって、びっくりしながらはればれと顔中を輝かせているご主人でした。

そうすると、このご主人はますます若く見えるようでした。

ところで、隈本確先生はあらかじめ、奥さんの幸子さんから例の依頼をの旨をご主人に伝えてよいという承諾を得ていたので、嬉しそうな顔をしてお礼を言うご主人に向って、笑いながら、次のように言いました。

坂上さん、実は、あなたの腰と足の痛みという病気治療のほかに、今一つの虫の病気も治していただけないだろうか、との奥さまからの特別の依頼があるんですが、いかがいたしましょうか」

この隈本確先生のなぞかけに、初めキョトーンとしていたご主人ですが、やがて、隈本確先生につられるようにして、ニコーッと笑いました。

ちょっと照れ臭そうに、言いました。「いやあ、そのことですか。それは、わたくしなりに、病気ではないと思っているのですが……」

「そのとおりです。わたくしも、そう思っております。神霊治療の対象にはなりません。しかし、奥様が大変苦しんでのご依頼でしたので、一応、お話だけでもと思いまして」

隈本確先生の言葉に、ご主人はうなずきながら、次のように言いました。

「はあ、実を申しますと、家内はもう女を上がっているのです。女ではないのです。しかし、わたくしは、まだ男を上がってはいません」

これには、隈本確先生も、思わず苦笑をしました。

見れば、このご主人、本当に男性的だし押し出しも立派であります。

男の中の男、といった感じの人なのです。

そこで、隈本確先生は次のように言いました。

「わかりました。では、あなたの奥様も近いうちに肩こりと胃痛の神霊治療を受けるためにこちらへみえますので、その折に、女の中の女に戻られますよう、お話しておきましょう。奥様が、女の中の女になられますと、あなたの虫の病気は自然快癒ということになりそうですから」

すると、ご主人、得たりばかりに、言葉を返してきました。

「先生も、神霊治療能力者というだけでなく、なかなかハイカラな考えをお持ちの方なんですね。こういった話というのは、たとえ女房と言えどもなかなか言いづらく、毎日嫌な思いで過ごしていたわけなんですよ。どうぞ、先生、くれぐれもよろしくお願いいたします」

そう言って、頭を下げると、ご主人は、いかにも快活な足取りで帰っていきました。

かくして、隈本確先生は坂上さんの奥様の女づくりについて、ご主人から大いに期待をされてしまいました。

 

次回に続きます。

 

  

 

 

俗世間のネタ

この隈本確先生と坂上さんのご主人とのやり取りは、粋ですね。

なんだか大人の会話という気がします。

 

話は全く別の話になります。

いつもと違って、世間で騒がれていることを書きたいと思います。

今は亡きジャニー喜多川氏の性加害の件で、大騒ぎになっています。

亡くなったジャニー喜多川氏は、ずいぶん前から男性が好きだという事は知られていました。

そして、ジャニー喜多川氏は、自分の地位を利用して事務所のタレントに相手をさせていました。

これは、彼の生前から公然の秘密でした

私のようなものでも知っていました。

私は、あることがきっかけで日本の芸能界のことを、一時期凄く調べたことがあります。

その時に、ジャニー喜多川氏は自身の性癖を、自分の地位を利用し自社のタレントに強要していたということも知りました。

その時に驚いたことがいくつかあります。

 

〇 小学校高学年の子供にも相手をさせていたといいます。これは完全に犯罪だと思いました。

〇 その事実を知りながら、テレビ業界も警察もまったく動きませんでした。

〇 実際には暴露本が10冊以上出版されているのにも関わらず、テレビ週刊誌は週刊文春以外は、一切スルーでした。

〇 文春は、かなり長い期間扱った時期があったようですが、テレビが完全スルーのためあまり知られていないようです。改めて、テレビの影響力というのは大きいですね。

〇 実は、暴露本だけではなく、裁判も起こされていてジャニー喜多川氏は負けています。それでも全く影響がなかったといいますから、いかにジャニーズ事務所の力が大きかったかがわかります。

〇 このことはほとんど報道されていませんが、私は個人的には性加害だけでなく、これも問題だと考えています。自社のタレントにホルモン注射もうっていたといいます。おそらく、ファンは中世的なアイドルを求める人が多いのでしょう。男らしくなるのを遅らせるためだと思われます。だから、ジャニーズ事務所のタレントは、背の高い男性が少ないのはそれが原因ではないかと言われています。

〇 この件の情報の出どころは英BBC放送です。これもあまり知られていませんが、BBCジャニー喜多川氏の性加害のことを暴露したのは、自分のところの似たような話から国民の目をそらすためです。決して正義感ではありません。BBCで40年にわたって子供番組の司会をしていた男性が亡くなってから、その男性が幼児性愛者で、その番組に出演した子供たちが被害にあっていたということが暴露され、英で大騒ぎになりそのことから国民の目をそらすために、ジャニー喜多川氏の性加害の番組をつくったのです。

 

今は、ジャニーズ事務所のことが騒がれていますが、私が調べた限りでは、どの事務所も大して変わらないことをしています。

タレントに人権などありません。

今頃、ジャニー喜多川氏や、姉のメリー喜多川氏、BBCの幼児性愛者の司会者の人は、霊界のどの辺にいるのでしょう。