前回の続きです。
霊界での生活に備えて魂を向上させる
――人間は何のためにこの世に生を享け、何のために生きていくのでしょうか。
隈本確先生は言っています。
私達が現界人として過ごすこの世の生活は、人間が霊界入りする前段階の束の間のモラトリアム期間であると、そして、この時期に私達人間は、来るべき永遠の霊界での生活に備えて、十分に魂を向上させておかなければならないのです。
その魂の向上は、時として現界での熾烈な苦しみをあまんじて受けることのによって達成される場合もあります。
しかし、そのようにして現界で課せられた過酷なまでの試練を乗り越えた魂は、肉体を去って霊界入りをした暁には、一路、きらめく大霊界の高みに向ってずんずん進みゆくことでしょう。
このくだりの意味をよく考えると、人間界生活での真実の基本姿勢もだいたいわかっていただけるはずであります。
また、自殺という死の決算に対する善悪の判断も、このブログを読んでいる方々ご自身で下されることと思います。
いかなる人間の死といえども、それは人間界最後の決算であり、永遠の大霊界への初めの一歩であります。
その死の瞬間に、霊界での居住地もだいたい決まってしまうのです。
そうだとすれば、やはり、死とは、人間の過去、現在、未来を通して最大の問題であり、軽々しく扱うべき問題ではないでしょう。
>魂の向上は、時として現界での熾烈な苦しみをあまんじて受けることのによって達成される場合もあります。
しかし、そのようにして現界で課せられた過酷なまでの試練を乗り越えた魂は、肉体を去って霊界入りをした暁には、一路、きらめく大霊界の高みに向ってずんずん進みゆくことでしょう。
この世に生を享けて、このことを理解している人と、理解していない人では、肉体消滅時に大きくわかれることでしょう。
でも、現界での過酷な試練は乗り越えることができればいいけれど、その乗り越えようとしている最中というのは、とてもつらく苦しいものです。
そんな時に、聖の親様や聖なる御霊親様という日神会の神様からのエネルギーをいただくと、辛く苦しい試練を乗り越える知恵や力が湧いてきます。
先ほど、ジャーナリストの我那覇真子氏のとても怖い話を聞きました。
今カナダがとても大きく変わってきているということです。
私は、夕飯の片づけをしながら聞いていましたので、違うところもあるかもしれませんが大まかに言うと以下のとおりです。
カナダ政府が自殺希望者の手伝いを推奨しているというのです。
27歳のむすめさんが自死をしようとしたのを止めたのですが、それが娘さんの気持ちを尊重しなかったということで裁判になって、父親が負けたというのです。
父親がやったことは、親として当然のことです。
父親の気持ちを思うと、辛いですね。
そのように若い人が悩んでいると、国の機関が自殺を勧めてくるというのです。
もう、信じられない話ですが、本当のようです。
日本は欧米に追随することが多いので、心配です。