聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

魂を向上させることが大事

前回の続きです。 霊界での生活に備えて魂を向上させる ――人間は何のためにこの世に生を享け、何のために生きていくのでしょうか。 隈本確先生は言っています。 私達が現界人として過ごすこの世の生活は、人間が霊界入りする前段階の束の間のモラトリアム期…

どんな自殺でもNO!

やっぱり自殺はいけません 隈本確先生は、今まで書いてきたことに対してとても危惧していることがあります。 それは、隈本確先生が今まで述べてきた自殺に関する説明について、それがあたかも自殺を美化し、読者の方々に対して、むしろ自殺を推奨しているか…

善意の自殺

自殺をした人の魂の行き先 昔から言われている言葉の一つに、「自殺をしたものの魂は浮かばれない」というのがあります。 そして、霊界の実在を信じる人達の多くも、自殺者の霊は霊界で迷い、苦しんでいると考えているようです。 そんなわけで、自殺者の遺族…

見方によると自殺になる

見方によっては自殺・・・ 今までの説明で、自殺の原因とその内容についてはわかっていただけたと思います。 しかし、自殺ということについて論じる以上、なお考えなければならない要素が残っています。 まず、戦争です。 歴史始まって以来今日に至るまで、…

麻薬禍による自殺(その2)

麻薬禍による自殺(その2) 以前、魂による自殺(その5)で魂の独立性ということを書きましたが、ここで、もう一度そのことを思い出していただきたいのです。 —―そう、私達人間の魂というものは、人間の想念とも違う独立した存在なのです。 だから、麻薬常用…

麻薬禍による自殺(その1)

麻薬禍による自殺(その1) 麻薬による意識混濁状態に霊の憑依がくわわった場合の自殺とは、最終的には強度の霊媒体質となり、狂乱状態に陥ってなされる場合が多いのです。 それというのも、麻薬というものが、強度の霊媒体質を人為的につくる作用をもった薬…

生前の叔父さん

前回の続きです。 叔父さんは人格者だった —―それにしても、叔父さんはなんて快活で、楽しげだったんだろう! 実を言うと、隈本確先生はその叔父さんの生前に、あれほど嬉々として楽しげなところを見たことがなかったのです。 叔父さんは、大変もの静かな人…

叔父さんは風邪をこじらせたけれど・・・

もう一つの霊界志向 霊媒体質者の霊界志向ということについて、ここで、もう一つの実例をお話したいと思います。 こちらは隈本確先生の叔父さんの死に関するもので、謎の死ではありませんでしたが、その死はやはり当人の魂が美しい霊界を志向していたが故の…

深い安堵と安らぎをたたえたご遺族

前回の続きです。 至福の世界にいた故人 隈本確先生の質問に輝くばかりの霊体いっぱいに至福のもいをみなぎらせた故人は、即座に喜びの想いの波動を返してきました。 「ごらんのとおりです。この世界こそ、この輝きこそ、わたくしが人間界で求めてやまなかっ…

美の追求

前回の続きです。 故人が求めたもの 故人に対面した隈本確先生は、霊界語で静かに話しかけました。 「何故に、あなたは、謎の霊界入りの道を選ばれたのか――」 故人の、想いの世界の波動いわく、 「わたくしは人間界に在世中は、あらゆる途を通して、美の探求…

あの日本の偉大な文学者はどこに

日本の偉大な文学者の死 隈本確先生は、自ら謎の他界入りを遂げた日本の偉大な文学者について言及をしています。 それは、きわめてすぐれた感性が感知し得た霊界の風景にいざなわれて、自ら異次元の世界へ旅立っていった、美の殉教者といも呼べる偉大な文学…

霊媒体質者の霊界志向による自殺

前回の続きです。 危険なのは高級霊媒体質者 もし、全ての人の目や耳に霊界の様子がはっきり見えたら、当然大混乱が起こるでしょう。 いずれにしても、集団ノイローゼや集団自殺という現象が起こってくることでしょう。 要するに、一般の現界人にとって、霊…

現界人が霊界の様子が感知出来たら・・・

前回の続きです。 大霊界の法則 隈本確先生は高級霊媒体質になり、高級霊界の美しい波動はいつでも感じることができますが、かつての低級霊媒体質だった頃のように自然発生的に低級霊界の模様が霊視に映ってくるようはことはありません。 さて、ここで霊媒体…

昔の僧侶のミイラの前を通ってから異常な食欲

前回の続きです。 高級霊媒体質と低級霊媒体質 私達人間にわからないのは、動物たちによって見せつけられる現象ばかりではありません。 エクス線にしても、放射線にしても目には見えません。 普段、私達が何気なく使っている金属類、ハサミや指輪にしても、…

老年者の霊界志向と霊媒体質者の霊界志向の自殺

前回の続きです。 老年者の霊界志向の自殺と霊媒体質者の霊界志向の自殺 人間は、年をとればとるほど霊的感覚が発達し、霊界志向が強くなってきます。 したがって霊界志向の強い老年者にあっては、ある日突然、半睡状態の折、霊界の美しい風景が見えてきたり…

精神世界のピーク年齢は高い

前回の続きです。 年をとるほど霊的感覚が発達し霊界志向が強くなる 肉体の能力や頭脳の能力のピークとちがい、精神の世界はもっと年齢が高いのです。 こと政治の世界では、ますます顕著になってきています県議会議員、国会議員など、四十代ではまだまだ子ど…

肉体、頭脳、精神のピーク

前回の続きです。 肉体、頭脳、精神のピーク 最後に、人間の精神についてはどうでしょうか。 肉体の成長は二十歳代をピークで、頭脳の成長ピークが三十歳から四十歳にかけての時期がピークなのに対して、精神のそれは七十歳まで上昇の一途をたどっています。…

厭世観による自殺と肉体と知恵(頭脳)のピーク

厭世観による自殺 この世の中は善よりも悪が多く、楽しい事よりも苦しい事の方が多いから生きていても仕方がない――と、このように、ものごと全てを悪い方へ、暗い方へと考える見方を厭世観といいます。 こうした厭世的傾向をもった人にあっては、何をやって…

霊障による自殺(その5)、社会苦による自殺

前回の続きです。 霊障による自殺(その5) もし、あなたが神を冒涜し、神を神とも思わないようなこと、人を人とも思わないような、ことをした時、一番悲しみ、痛み入るのは、あなたの内面深くひっそりと控えている魂の存在でありましょう。 あなたの魂は、…

霊障による自殺(その4,5)

霊障による自殺(その4) 霊の憑依により、その魂(心)に加わる圧迫に耐えられなくなった場合の自殺とは、例えば、ノイローゼによる自殺とか、うつ症状による自殺などです。 つまり、霊の憑依が肉体面ではなく精神面に起こった場合で、このような時憑依され…

霊による自殺(その2、3)

前回の続きです。 霊による自殺(その2) いろいろな手段によって現実に自殺をしたのにもかかわらず、霊界に入った当の霊魂には自殺をしたという意識がないのです。 なぜなら、彼らは自分が生前と全く同じような手足、顔といった幽体をもっていて、人間その…

霊障による自殺(その1、2)

前回の続きです。 霊障による自殺(その1) 霊の憑依により、強制的に死を選ばされるこの種の自殺にあっては、しばしば、人間界側に介入してくる霊が、人間に対する自らの悪しき所行に嬉々としている場合が多いのです。 すなわち、霊界にあって、低級ではあ…

自殺について

自殺の原因 隈本確先生のもとに寄せられる質問の中でも、特にその数の多いものから論題を取りあげると、自殺の問題になります。 自殺ということについて、隈本確先生は神霊治療能力者として常々いろいろな観点から思索しています。 『大霊界』シリーズの読者…

他の方法

前回の続きです。 もう一つの方法 もう一つの方法として、自己暗示をかける時に、胸の中の隈本確先生の名前もしくは隈本確先生の姿をはっきり描いて、その書いた文字、姿に対して暗示の言葉を繰り返してもいいのです。 例えば、「隈本確先生、私は今日一日く…

自己暗示による性格矯正法

前回の続きです。 自己暗示による性格矯正法 わたしたちは、生まれながらもっている自分の顔が、常に自己の最高の美しい表情で満たされているように努力しなければなりません。 もし、あなたの目つきに意地悪そうな光があれば、それはあなたの心の反映です。…

心の想いは顔つきやしぐさにあらわれる

顔のコントロールができれば心も管理できる 悪心障害とか弱心障害と言うと、何か特別なもののように感じるかもしれませんが、これらのことは珍しい事ではないのです。 人間は誰でも、悪心障害的部分、弱心障害的部分をもっているものなのです。 だからこそ、…

類は友を呼ぶ

弱心障害者には低級霊が、悪心障害者には悪霊が憑依 今まで述べてきた悪心障害とか弱心障害ですが、世の中には、自分では気づかずにこれらの障害をもっている人が非常に多いのです。 だいたい、あっちが痛い、こっちが痛いと言っているような人の多くは、弱…

悪心障害者弱心障害者への神霊治療は大変

村田さんが日神会を訪れる前の様子 その後、村田さんによくよく話を聞いてみれば、隈本確先生の神霊治療を受けるまでの18年というものは、体が痛くて辛いということに負けて、全くのわがまま放題、怠け放題の奥さんだったということです。 あまりの肉体的苦…

心を入れ替えた村田さん

前回の続きです。 心を入れ替えた村田さん 初めて会って、しかも一言も会話を交わしていない隈本確先生からいきなりきつく言われた村田さん、何を思ったものか、顔を真っ赤にしてジーッと下を向くばかりでした。 翌日、村田さんは、再びご主人ともども道場に…

隈本確先生はっきり言う

前回の続きです。 村田さんの奥さんしっかり絞られた 隈本確先生の強い言葉に対して、大竹さんはおろおろしながら言いました。 「先生、全く申し訳ありません。ですが、あの奥さんのご主人が一生懸命になっておりますので、どうかそうおっしゃらずに最後まで…