聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

霊障による自殺(その1、2)

前回の続きです。

 

霊障による自殺(その1)

霊の憑依により、強制的に死を選ばされるこの種の自殺にあっては、しばしば、人間界側に介入してくる霊が、人間に対する自らの悪しき所行に嬉々としている場合が多いのです。

すなわち、霊界にあって、低級ではあるがかなりの力をもった霊が、対象とする人間に様々な不幸な罠を仕組んだり、不意の事故に遭遇させたりして、その人間が地獄の苦しみにあえぐ様を眺めながめることを楽しみにしているのです。

そして最後には、強制的にその人間を死へと導くのです。

以前に紹介した悪霊に憑りつかれたために運命が大きく狂ってしまった貨物船の船長さんの話を覚えておられるかと思います。

あの実話に登場した船長さんは、大変意志が強く、また責任感も旺盛な人だったために危ないところで自殺から免れましたが、ああした状況下で悪霊にそそのかされるようにして自殺をしてしまう人も多いのです。

このような場合の自殺が、今述べている霊障による自殺のうち、特に強制的に自殺に追いやられてしまうのです。

 

霊障による自殺(その2

肉体が死んで魂だけの存在になって霊界入りしたのにもかかわらず、まだ自分が死んだという自覚のない霊がいることについては、隈本確先生はしばしば述べています。

幽界と言われる世界にいる霊がそれですが、このような未浄化な低級霊にあっては、生きている時の心身の苦しみがそのまま魂に付着して、霊界にまで持ち越される場合が多いのです。

これらの霊は生者の夢枕に立ったり、その他の霊的怪奇現象を引き起こしては自己主張をし、しきりに現界に介入したがってくるものですが、特に困ったことをひきおこすのは、これらの霊のうちでも自殺者の霊です。

彼ら自殺者の霊にあっては、飛び込み自殺、首つり自殺、排ガス自殺……と、いろいろな手段によって現実には自殺したにもかかわらず、霊界に入った当の霊魂には自殺をしたという意識がないのです。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

>人間に対する自らの悪しき所行に嬉々としている場合が多いのです。

 

恐ろしい事です。

こういう霊ももとは人間だったのでしょうが、生前はどういう生き方をしていたのでしょう。

 

>悪霊に憑りつかれたために運命が大きく狂ってしまった貨物船の船長さんの話を覚えておられるかと思います。

 

覚えています。

怖い話でした。

この船長さんはとても意志が強く責任感の強い人でしたから、免れました。

四六時中耳元で、ささやかれたわけですよね。

海に飛び込めばいいわけですから、普段陸で生活をしているより危ないです。

 

>自分が死んだという自覚のない霊がいる

 

私も長い間日神会の会員をしていますが、未だにこの死んだという自覚がない霊がいる、ということが理解できないでいます。

特に、自殺をした霊がなぜ自覚がないのわからないのです。

自殺をするには、たいていは苦しみ痛みが伴うと思うのです。

私は浅はかだから、もうこんな苦しくて辛いのなら死にたいと思ったこともありましたが、自殺は苦しいし痛いだろうかもっと嫌だという単純な理由で、思いとどまった人間ですから。