2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
壮絶な最期 それからの日々、隈本確先生は重い心を抱えたまま、行者さんの家に行くこともできずに、悶々として過ごしていました。 ちょうど一週間目の午後三時のことでした。 行者さんの家から隈本確先生の家へ突然電話がありました。 この時、隈本確先生は…
前回の続きです。 師の怒り 「む……いたらん事じゃ!!私は、かねがね 言っておるでしょうに。わたしは、もうここの神以上lの神になっておるって。いま、わたしがこのように苦しんでおるのは、より大きな力を修得するための修行じゃ!いらんことをするな。た…
見抜かれた ある日、隈本確先生が行者さんの家の囲炉裏端に座っていると、突然、行者さんが死の床から、のそりのそりとはい出てきました。 そして、隈本確先生の正面に、ほとんどうずくまるようにして座り込みました。 相変わらず、肩でハアハア苦しそうな息…
前回の続きです。 出入り禁止 一年を過ぎたころになると、行者さんは三日に一回ほどしか食事がのどを通らなくなって、本当に骨と皮だけになって、とうとう寝床に伏せってしまいました。 しかし相変わらず、行者さんの家には病気治療依頼人が詰めかけ、そのす…