神霊治療の公開
長崎と東京にある日本神霊学研究会には、毎日、数多くの電話や手紙が殺到していました。
そのほとんどが悪霊、低級霊憑依による病苦の神霊治療の依頼でした。
しかし、隈本確先生と日神会の神霊治療能力者とでは、とうてい依頼人の全てを引き受けることは不可能でした。
そこで、隈本確先生は「大霊界」のご本に隈本確先生が開発をした霊流理論を応用した病気の自己治療法を掲載しました。
すると、今度は、「大霊界」が発売をされると同時に、自己治療法を試みた結果、実際に病気が治ったという報告と感謝の電話や手紙が殺到して、嬉しい悲鳴を上げるありさまでした。
以下は、そのお便りの一部です。
「長年の精神不安と五年来の腰痛に悩まされていたものです。先生の著書を腰の下に敷き、“隈本先生、お願いします”と、心の中で深く深く祈って休みましたところ、翌朝には、腰痛が嘘のように無くなり、精神不安も解消しておりました。おかげさまで、五年ぶりにさわやかな朝をむかえることができました」
「ここ三年ほど、霊の言葉が耳元でガヤガヤと聞こえ、精神不安がつのる一方でした。ところが、思いたって、先生の著書のカバーにあった写真を切り抜いて胸に抱き、ひたすら“先生、お願いします”という気持ちで過ごしたところ、あれほどしつこかった不気味は霊聴がピタッと止んでいました」
「先生の著書に載っていた自己治療法を一心にしてみました。その結果、二十年来ふいてもふいてもとまらなかった鼻と目もスッキリして、爽快な毎日を過ごしております」
「肝臓がんで入院をしていたものですが、先生の著書にありました自己治療法を入院中のベッドの上で必死になっていたしました。その結果、15日間で肝臓がんを快癒させるという奇跡を自らおこすことができました。あまりの効果に、わたし自身びっくりしてしまいましたけれど、私以上に驚いていたのは、病院の先生たちでした」
……と、このような報告のお便りや電話は数知れず、著書中で指導してあった通り自己治療法に取り組んだ結果、リュウマチやパーソンキン氏病が感知したという報告も受けっています。
しかし、このような病気快癒の報告の中には、「大霊界3」で公開した自己治療法を試すまでもなく、「大霊界1,2」を繰り返し読んでいたら、次第次第に病気が治っていったというものも多いのです。
それにしても、著書を読んだだけで病気が治ってしまうとは、いったい、どういうことなのでしょうか。
このことは、一般の方々にとっては、信じられないような不思議な出来事であるかもしれません。
が、霊の世界についてよく知っている隈本確先生にとっては、それは、少しも不思議なことではありません。
病気の原因の約70%までは霊障によるものでありますので、病気で苦しむ人たちが隈本確先生の著書を読むことによって、病苦の原因となっている憑依霊も、隈本確先生の著書に触れたのです。すなわち、病人の目を通して、病人の心の世界を通して、霊界の真実を説いた隈本確先生の著書に読んだというわけです。
その結果、病人に憑依していた霊も悟りを得、自ら霊界での向上の道を志向し、病人の肉体から脱皮していったのです。
そうなれば、当然病人の霊障は解け、病苦は消滅するはずです。
わたしが「大霊界」に出会った時の事
何度も同じことを書きますが、私も隈本確先生著書の「大霊界3」を見て見様見真似で霊流をひいているうちに、引けるようになったのです。
次男が2歳の頃でした。
次男は一歳を過ぎたあたりから、やたらと頭を打ちました。
それはほとんど毎日でした。
ひどく強く頭を打つのは、3カ月に一度くらいの割合でありました。
これはもう絶対霊だ、と思ってもいてもそんなことを人に言うと、ちゃんと子供を見ていない言い訳だと言われそうなので、その当時は誰にも言いませんでした。
脳神経外科の個人医院でしたが、そこに行くと私たち親子と同じような親子がいました。
話をするようになると、そのお母さんも同じことを言っていました。
ほとんど毎日頭を打つ、と。
どんなに気を付けていても、24時間子供につききりでいるわけにもいきません。
頭を打つ時は一瞬です。
そんな時に、たまに行く本屋さんに何となく行きました。
その時は、本屋さんに入った瞬間になぜか引き付けられるように「大霊界」のご本がある場所に行きました。
私の目には「大霊界」という字がとても大きく見えました。
その時は、パラパラとご本の中を読んだとき何となくこれだという思いで、そこにある「大霊界」のご本を3冊を買って帰りました。
その日の夜、家族が寝静まってから読み始めました。
その日の夜は、ほとんど寝ないで3冊を読んだと思います。
読んでいると、今まで漠然と霊は怖いもの、というイメージしかなかった私には、目からウロコの連続でした。
霊だって、元は一人の人間だったんだと思うようになったら怖いものという感じは無くなりました。
その霊も苦しみ辛い思いをした結果の姿だと、思うようになったらずっと遠い存在だった霊が、私達と何ら変わらない一人の人間だったんだと思うようになりました。
それと同時に、次男を救うのはこの神霊治療しかないと思い、それから必死で自己治療を行いました。
自己治療ができるようになってから、次男に他者治療をしましたところ、気がついたら次男は頭を打たなくなっていました。
私が日神会に出会ったきっかけだったのですが、その次男は残念ながら、今は神霊治療を完全否定をしているというオチになっています。