前回の続きです。
自己暗示による性格矯正法
わたしたちは、生まれながらもっている自分の顔が、常に自己の最高の美しい表情で満たされているように努力しなければなりません。
もし、あなたの目つきに意地悪そうな光があれば、それはあなたの心の反映です。
優しい目つきになるためには、あなたの心に優しさを満たさなければなりません。
自分の顔に責任を持ちなさい――、これは、自分の心に戒めをもちなさいということと、まったく同じことであります。
一日に何回でも鏡に顔を映して、自分の心のあり方を管理しましょう。
さて、自分の顔に責任を持つということがわかったら、今度はもう一歩進んで、より積極的な性格の矯正法について述べましょう。
これから紹介する《自己暗示による性格矯正法》は、神霊治療における自己治療法同様、心の技法で行うものです。すでに自己治療法をマスターされた方にあって容易なものと思われます。
しかし、人間の性格というものは長年の習慣によって培われている面が非常に大きいので、この方法を一回や二回したところで、性格はそう簡単には変更できるものではありません。
本当に自分の性格を改善したいと思ったら、根気と情熱をもって、納得のいくまで行ってもらいたいのです。
《自己暗示による性格矯正法》
1.正座をするか椅子に腰かけて、手印を組みます。(組んだ手はみぞおち辺りに触れるか触れないかくらいの程度にして、両肘をはり、ひじから組んだ手にかけての腕は水平になるようにする。
このとき、肩や腕、手などに力を入れてはならない)朱印を組む代わりに、右手は右ひざに、左手は左ひざに軽く置いてもよい。この時、右手は親指を他の4本の指で包み込むようにして、軽く握りこぶしにし、左手は軽く自然に開いたままにします。
2.軽く目を閉じて、呼吸が苦しくなくできる程度に保ったまま、下腹にグーッと力を入れます。
この状態を保ったまま、自分の意識を下腹にもってきて、さらに、自分がエレベーターの様なものに載って地中深くどんどん下降していく思いをもちます。
この時、私はどんどん下に行く、私はどんどん下に行く、どんどん、どんどん、下に、下に、下に……」と、心の中で静かに想いの言葉を発します。(声には出さないこと)
このような状態を続けていると、早い人で役30秒、遅い人でも1、2分のうちには自己催眠、自己暗示のかかりやすい状態がつくられてきます。
すでにこの時点では、ほとんどの人が頭の中に何の考えも浮かばなくなっているはずです。
(寝つきの悪い人は、布団に入った状態でこれを行うと、眠りに入りやすくなる) 3、ここっで、自己暗示をかけ始めます。
暗示の内容は、改造したい自分の悪い性格の否定と、その逆の良い性格を肯定的に自分のものとすべく暗示の言葉を、胸中深く、無言で繰り返します。(この時、下腹に力を入れた状態を保つこと)
例えば、くよくよしやすい暗い性格を明るい性格に変更したいと願うのだったら、次のような暗示を、深い想いの言葉で静かに繰り返します。「私は、今日一日くよくよしない。心は、明るく晴れ晴れとしている。
私の周りには心楽しいばかりが集まってくる……」
このような想いのことを何回も何回も無意識の想念の中、に叩き込んでいくのですが、この時、胸の中には、明るく澄みわたった大空とか美しい草花の作すがすがしい草原などの風景をできるだけありありと想い描きます。
あたかも、自分がその風景の中に溶け込んでしまったような想いの世界を作り出すのです。
次回に続きます。
感情のコントロール
最近の記事は、とても自分自身の日常の心のあり方の内容が多いです。
私も、鏡を見る時やふと思い出した時には、口の口角をあげるように気を付けています。
そうすると、不思議と肩の力が抜けて、穏やかな気持ちになります。
以前に書いた生前贈与のことがあってから、また別に嫌な起こりました。
私は、あまり怒ることはありませんが、今回は怒りました。
私の知らないところで、やってもいないことをやっていたと決めつけられていました。
それも一年も前から、その嘘がばらまかれていました。
そのことを知ったのは数日前です。
あまりの怒りで、それを言っていたと思われる人に電話で反論しました。
その人は謝ってくれましたが、その嘘を流し始めた当の本人は別におり、まだ私の方から反論ができていませんが、いずれは抗議をするつもりでいます。
スッキリしていないので、霊流を流していても時々、フッと怒りがこみあげてきて、霊流をひけない時があります。
本当に自分の感情のコントロールは難しいです。
怒りが込み上げてきたときは、その怒りを抑えないことにしています。
そのままにして、お祈りに集中していると、いつの間にか怒りがなくなっています。
こみ上げてきた怒りを抑えようとすると、怒りに振り回されてしまうので怒りはそのままにして、お祈りの方に集中したほうがうまくいきます。