聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

神霊になった覚一氏

前回の続きです。

 

願いがかなった覚一氏

隈本確先生は、覚一氏のそうした想いを胸中でものの2、3秒で察知しました。

隈本確先生としては、覚一氏のその切望に対して、もはや何の言葉をさしはさむ必要もありませんでした。

隈本確先生は、ただ隈本確先生の胸中にいる覚一氏の霊体に向けて、隈本確先生の守護神の霊流、光を、強く強く浴びせかけたのでした。

その瞬間、隈本確先生の胸中につくられた霊界では、ドーッと噴水のように沸き上がる、まばゆいばかりの黄金色の世界が展開されました。

そして、その黄金色の光の乱舞が静まって2、3秒後、隈本確先生胸中の霊界に現れ出たのは、静かにひざまずいている黄金色に輝く覚一氏でした。

ただ、ただ感激にうち震えんばかりの覚一氏の神霊は、もはや生前の人間の様相をとどめていません。

それは、高き霊界に住む光の神霊の姿そのものでした。

隈本確先生は、ここで覚一氏の招神を終えて、隈本確先生の胸中から静かに解き放しました。

この間、およそ十秒ほどだったでしょうか。

心の波長を霊界から現界へと切り替えた隈本確先生の目の前に、晴れやかな、それこそ輝くような里衣さんの顔がありました。

「先生、肩の荷がスーッといっきょに降りた感じです。やはり、父が霊界から私に何か頼みに来ていたんですね」

「ええ、まあそういう事ですね。霊界に入られて、その想像を絶する広大無辺さ、どこまでも続く高い神の段階、そのような霊界の実態を知られた村木さんが、ぜひ、もっと高い神界に送ってほしいと言ってこられたんですよ。その、私に対する願いの筋を、娘さんであるあなたに頼まれたのです」

「ああ、そうですか。それでよくわかりました。霊界には無限の段階があって、霊界入りした霊はその段階を徐々に上がって向上していく道があるという事を、いつも先生からうかがっていたわけですけれど、おじいちゃんは、さっそく霊界でその高い方へ行ったという事ですね。先生、本当にありがとうございました」

そう言って、深く頭を下げると、里衣さんは、いかにも安心したように満足げな笑顔になって、足取りも軽く帰られました。

 

 

  

 

 

まだ見ぬ肉体消滅後の世界

>霊界に入られて、その想像を絶する広大無辺さ、どこまでも続く高い神の段階、そのような霊界の実態を知られた村木さん

 

私は以前から疑問に思っていたのですが、肉体消滅後は、自分の魂の段階にあったところに行くと言われています。

その自分の魂にあったところに行ったところから、他の段階が見えるのかどうか気になっていました。

ここに書かれていることを見ると、火の壁がある天命界以外は見えるという事ですね。

 

>霊界入りした霊はその段階を徐々に上がって向上していく道があるという事を、いつも先生からうかがっていたわけですけれど、おじいちゃんは、さっそく霊界でその高い方へ行ったという事ですね。

 

覚一氏の場合は、娘さんに一緒に隈本確先生のところに行ってもらえましたが、普通の人は徐々に向上するしかないのですね。

だとしたら、肉体という衣をまとっている今は、できるだけ魂の向上をはかることが大切ですね。

 

最近のニュースで理解に苦しむようなことがあります。

ホテルの浴室で、人の首を切断をして首から上だけを持ち帰り、首から下はホテルの浴室にそのままとか……

何年も前の自殺として扱われた件が、実は自殺ではないのではないかとか……

こういうことは、霊界から見たらどう見えるのか気になっています。