前回の続きです。
守護神を出現させる方法
日神会の神霊治療能力者の守護神は、ほとんどが聖天界にあられます。
依頼人の守護神を出現させるにあたって、まず能力者は、自分の守護神を自己の胸中に内在させます。
そして、その胸中にある守護神の力を借りて、依頼人に関わる膨大な背後霊の中から最も格が高く力のある神霊を選び出し、出現をうながすのです。
それは非常に高度な技術を要する作業ではありますが、時間にすればほんの2~3秒の間に能力者の胸中に繰り広げられるでき事なのです。
ただ、出現した守護神はほとんど人間界の理念を解消し、人間の五感を超えた存在でありますので、その姿はわずかに輪郭のみ人間の形跡をとどめているにすぎません。
あるいは黄金色、白銀色に輝きわたる長方形、楕円形の光体でしかありえません。
こうして出現した高級神霊の世界には、本来、人間界に通用する名称など必要なく、もちろんそんなものはありません。
高級霊界とは、霊界人同士にしか通用しない想念の世界なのです。
ところが、そうなると困るのは人間の方です。
せっかく出現された守護神であっても、目にも見えず、名前もないとなると、人間にとってはまことにつかみどころがなく、それゆえに信心が定まらないことにもなります。
現象界には決して姿をあらわさない想念の世界(霊界)におられる守護神であれば、人間側としては、ただ"守護神様、守護神様”といっていても、己の胸中に守護神様が内在していらっしゃるという確固たる信念はもちにくいものです。
そこで、隈本確先生は、隈本確先生自身の守護神の指示により、依頼人の守護神を出現させる場合に、人間が霊界人と交信を持つために名称を付けることにしたのです。
依頼人の守護神が現れた際、隈本確先生の胸中においてほとんど瞬間的に、隈本確先生の守護神によって相手の名称が与えられ、そして、確認され、相手の守護神もそれを承諾するのです。
隈本確先生が、隈本確先生の守護神より支持された守護神の名称は、不動尊、毘沙門天大神、権現大神、観世音菩薩、天照皇大神の五種類です。
したがって、隈本確先生が依頼人の守護神を出す場合には、便宜上、必ずこの大きな分類に即してなされます。
隈本確先生は、隈本確先生の守護神・本尊を胸中に内在させます。
隈本確先生は本尊の力を借りて、依頼人の背後に無限に広がる暗黒の霊界を霊視します。
この時、隈本確先生の本尊は、さながら強力なサーチライトです。
その光に照らし出され、招かれるようにして、依頼人の背後霊中最上級の格をもった霊界人がスーッと隈本確先生の目の前に(もちろん、心の目である)出現します。
隈本確先生は、その高級神霊である光体に対して、例えば"権現大神”と即座に呼称の確認をします。
すると、相手神霊も即座にそのことを了承します。
これが、隈本確先生の行う守護神を出現させる仕事の工程です。
もちろん、この後、依頼人に対しては守護神の名称を告げ、あわせて、想いの世界で守護神と深く結びつくための祈りの方法など指導しています。
ある霊能者によれば、個人の守護神を出す仕事は最低3カ月、長ければ半年くらいかかると言います。
時間と空間を超越した神霊世界に対する仕事に、このように長い月日を要するという事は、いったいどういう事なのでしょう。
その上に、当の霊能者の霊的波長自体が低級霊界にしか通用しないものであれば、いかに長い歳月をかけて出現させた守護神と言えども、実際に依頼人当人の病気を直したり、運勢を好転させる力を持つ高級神霊ではありえません。
このような場合、その神霊は依頼人の背後霊であっても、守護神とは言えません。
思いのみの世界
>日神会の神霊治療能力者の守護神は、ほとんどが聖天界にあられます。
この当時の神霊治療能力者の守護神は聖天界ですが、今現在は天命界です。
>出現した守護神はほとんど人間界の理念を解消し、人間の五感を超えた存在でありますので、その姿はわずかに輪郭のみ人間の形跡をとどめているにすぎません。
あるいは黄金色、白銀色に輝きわたる長方形、楕円形の光体でしかありえません。
そうなんですね。
>出現した高級神霊の世界には、本来、人間界に通用する名称など必要なく、もちろんそんなものはありません。
こういう事を知ると、想いだけの世界というのは人間界で当たり前のことや、人間界で必要不可欠なことが全くいらないんだと、改めて思います。
名前もそうですが、数字などもいらないんではないかと思います。
数字というのは、大きさをあらわすわけですから、思った瞬間にそのものが現れるとなると、大きさを表現する必要がないわけです。
と、私は想像してみましたが、本当のことはわかりません。
今回の記事は、守護神の出現の仕方でしたが、今は聖の親様または聖なる魂の親様です。
現在の御守護神様になったのは、隈本確先生の研究、模索、御苦労のたまものです。