高級守護神に優劣はない
守護神について、もう一つ注意をしておかなければならないことがあります。
よく一般の人は、五種類の守護神のうち、どの神が一番偉いのかとか、特に力があるのかと尋ねたがりますが、それは全く意味のないことです。
というのも、例えば同じ不動尊にしても霊界のどの段階にいるかという事で、その術や働きの力量が全く違ってくるからです。
五種類のどの守護神も霊界のより高い段階に住んでおられる神ほど、その力は優れて偉大なものになってくるのは当然のことです。
たとえ名称は同じ不動尊でも、低級霊、強大な力をもった悪霊もいれば高級神霊の持つすべての術、働き、力を兼ね備えた最高級の神霊もいます。
このように最高級の神の働きを有してくると、もはや不動尊は単なる不動尊ではなく、その名称さえもふさわしくない全能の最高神という事になります。
このことは、不動尊以外の毘沙門天権現大神、観世音菩薩、天照皇大神のいずれについても言えることです。
また、五種類の神の分類は、あくまでもその神の初期の性格の相異によってなされるのものであって、高き霊界に向上された守護神におかれては、どの神が優れているとか劣っているとか言う事は、全く次元を異にした問題であります。
人間界的発想
>五種類の守護神のうち、どの神が一番偉いのかとか、特に力があるのかと尋ねたがりますが、それは全く意味のないことです。
この質問、実に人間界的ですね。
そうですね、今まで五種類の守護神の性格を教えてもらいましたが、性格であって、守護神も高き霊界に往生されたら、神様の優劣はありませんよね。
今回の記事の内容とは関係ないのですが、以前から思っていたことです。
人生で一番いい時期は60代だと思っています。
60代というと、たいていの人は年寄りの仲間入りの年齢と思っていると思います。
特に若い人はそう思うと思います。
私も子供の子どもの頃は、60代というとものすごいおじいちゃんおばあちゃんのイメージがありましたが、自分がその年齢になると意外とそうでもないと感じています。
最近の私の60代のイメージは、人生で最高に良い時期ではないかと思っています。
というのは、昔と違って今の60代は元気です。
まだまだ体は元気な人が多いです。
環境的に介護があったりお孫さんの面倒を見なければならない人は別として、そういう事情がない人は体はまだまだ元気でから動けますよね。
定年も過ぎて、社会のしがらみもないし自由です。
けっこう自分の好きにできます。
年を取ると我が強くなって、周囲を困らせる人もいますが、そういう悪い意味での好きにするのではなく、前向きなことです。
社会に役に立つことなどです。
私の場合は、社会に役に立つことではありませんが、日本史を学んでいます。
自分自身の向上になるかな、と思っています。
以前からもう一度自分が住んでいる日本の歴史を知りたいと思っていました。
この年になって今更歴史を学んでしょうもない、と思われるかもしれませんが、歴史というのは知れば知るほどおもしろいです。
見ようによっては真反対にも解釈ができるという事と、今まで単にでき事としてとらえていたものに、それには裏があるというか、そうせざるを得ない事情があるという事がわかると、とても面白いです。
例えばで言うとですが、もうご存知の方もいると思いますが、秀吉がキリシタン弾圧をしました。
私は、その事実を知っていましたが、それには理由がありました。
というのは、ポルトガルが日本人を奴隷として自国に連れて行っていたのです。
それを防ぐためでした。
それも実に巧妙で、昔の西洋人の植民地にする方法というのは、キリスト教を使っていました。
当時九州の大名の多くがキリスト教に改宗していました。
そうなると、ポルトガルにとっては扱いやすいのです。
大名の支配下にある領地の中の寺や神社を壊すことを指示し、教会の建設をするように言いました。
その後は、領地の民に全員キリスト教に改宗するように指示をしました。
当然従わないものが出てきます。
従わないものは、奴隷としてポルトガルに連れていきました。
それを知った秀吉が激怒し、キリスト教を禁止したといいます。
秀吉のイメージというとエロ爺という感だったのですが、知るとものすごく頭が良く、機転の利く人だったように思います。
今は、歴史を知ろうと思うといろんな動画が出ており、見ていてとても楽しく学べます。