超意識帯での霊との交流が正しい霊査
隈本確先生のもとを訪れる依頼人が、過去にどこかの霊能者が行ったという霊査内容を説明することがよくあります。
その95%くらいまでが、迷信帯から発生している妄想霊査と言えそうです。
顕在意識帯、潜在意識帯、超意識帯とははっきり一線を画しているわけではなく、実際のところ、これらは明確な区別ができません。
むしろ、混沌とした人間の意識の広がりであります。
したがって、霊査と言われるものの実態が、どこまでが正しい霊査であり、どこからが妄想霊査であるかを見極めることは、よほど高度の神霊能力者であっても難しい事なのです。
もちろん、正しい霊査というものもあります。
これは、超意識帯で霊と交流することによってとらえ得た霊界の諸相を、何の先入観(潜在意識に刻み込まれた先入観)もまじ得ずに、純粋に自己の意志的心眼力で確認できた場合の霊査であります。
が、いかなる高度の力をもった神霊能力者と言えども人間である限り、顕在意識帯、潜在意識帯、超意識帯の三つを兼ね備えた存在です。
そして、人間と霊との正しい交流の場となれば、これは超意識帯のみということになります。
そうだとすれば、超意識帯以外の表面意識をもっている人間であれば、どんなに優れた神霊能力者と言っても、場合によっては、正しい霊査と妄想霊査とがないまぜになる危険性が全くないとは言い切れません。
だから、隈本確先生は、そのように不確実で、かつ無意味な霊査というものに対して、まったく重きをおいていません。
もちろん、隈本確先生の神霊治療では、霊査の結果を依頼人に説明することもほとんどありません。
隈本確先生は、あくまでも神霊治療能力者として、現実に霊の救済と因縁解除とを行い、その結果として人の病気を治すことを最重視し、その真実性のみを追求しています。
神霊治療能力者としては、依頼人に憑依している霊の救済を済ませ、因縁を解除することができて、そして依頼人当人の心身が健康になったのなら、それで仕事は立派に終了したことになります。
神霊治療終了後、依頼人に対して、病気の原因をつくっていた憑依霊の様子を説明する必要は全くない、というよりは、そのようなことは、依頼人に告げるべきではありません。
せっかく神霊治療によって救済された霊が、輝くばかりの霊体となって向上している時に、何で、その霊の過去(治療以前)の醜い状態を依頼人に語る必要がありましょうか。
世の中には、霊能者のいろいろな妄想霊査の宣告を受けて、精神的に大きな痛手を被っている人も相当数いるようですが、隈本確先生は、ここで声を大にして訴えています。
もし、過去に霊能者から霊査を受けて、その内容についてあれこれ聞かされている方がいたとしたら、たった今、ここで、そのすべてを忘れ去っていただきたい、そして、今後において、けっして霊だをしてもらいたいなどという気持ちを起こさないことです。
何故なら、霊査というものの95%までが妄想の産物だからです。
そうであれば、憑依霊も救済されなければ因縁も解消されない、当然のことながら、病気やその他の悩み事も解決されるはずがありません。
その上に、依頼者側には、霊査内容を知らされたことによる精神的負担のみが加わってくるのです。
全く、霊査と言われるもの、百害あって一益なしの所行です。
無意識のうちに先入観で霊査をしているかも・・・
>正しい霊査というものもあります。
これは、超意識帯で霊と交流することによってとらえ得た霊界の諸相を、何の先入観(潜在意識に刻み込まれた先入観)もまじ得ずに、純粋に自己の意志的心眼力で確認できた場合の霊査であります。
先入観=思い込みですよね。
という事は、私が以前にも書きましたが、私の感じていた霊査に関して気を付けなければならないことは、隈本確先生のいう事と似ているのですね。
ちょっと嬉しいです。
ミーハーな話だと思われるかもしれませんが、数年前に芸能人の自殺が続いたことがありました。
その自殺の原因のほとんどが、本人の個人的な原因のようにテレビや週刊誌に報道されていたようです。
毎日テレビでどの局も同じ様な内容の報道です。
それから数カ月が過ぎて、いろんな動画でその自殺の原因を霊査しているものを見ました。
ほとんどが、テレビや週刊誌で言われていた内容と同じようなことを言っていました。
それに対して、あたっている、と感心しているコメントがけっこうありました。
こういうのなどは、典型的な先入観に思えるのですが……
そう思うのは、私だけでしょうか……
>せっかく神霊治療によって救済された霊が、輝くばかりの霊体となって向上している時に、何で、その霊の過去(治療以前)の醜い状態を依頼人に語る必要がありましょうか。
そうですね、人間だって同じように思い出したくもない過去を、ほじくりかえされたくないですよね。
霊も同じなのですね、納得です。