聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

子供の非行や登校拒否の問題

非行問題や登校拒否問題

隈本確先生のもとに寄せられる質問、依頼の中で浮気や家出の問題と並んで非常に多いのが、少年少女の非行問題の件です。

例えば、子供の登校拒否、夜遊び、シンナー遊び、家出、応力行為などについて親が大変心配し、相談の手紙をよせられるというケースです。

これらの場合も、神霊治療能力者たる隈本確先生にすがってこられるのだから当然のことかもしれませんが、相談を持ち掛けてくる親御さんのほとんどは、こどもの非行が霊障によるものであると決めつけています。

しかし、実際のところは、たんに霊障による非行というのはそう多いものではありません。

もし、子供の非行が霊の憑依によるものだとしたら、まず、その子供のうえに以下のような現象のいずれかが起きているはずです。(いずれの場合もアルコール、麻薬中毒を除く)

●眼の光、動きが、今までと全く違って、何か異様な感じになって来た

●目に力がなく、うつろで、焦点が定まらないようになってき

●顔の表情が、今までと全く違って険しくなり、別人のような感じになって来た

●顔つきも、全体の様子もいかにも力がなく、異常につかれた様相を呈するようになった

●おとなしい時はひどくおとなしいのに、いきなり、わけのわからない暴力を頻繁にふるうようになった

●わけもなくびくびくして、何かにつけて、非常に怖がるようになった

●ひどく無口になって、話しかけてもろくに返事もしないようになった

●夜、全然眠らずに、日中ばかり眠るようになった

●以上に食欲が増進し、例えば5人前とか6人前をぺろりとたいらげるように、過度の食事とるようになった

●以上に食欲が減退し、ほとんど食事を受け付けなくなってしまった以上あげてきたように、霊の憑依を受けて、それが非行まで結びつくような状態になってしまった青少年というのは、とにかく、今までの様子とはどこか違った異常な点が発見されるはずです。

このような場合には、初期のうちであれば、以前に書いた霊障による蒸発や家出のところで述べたと同じやり方で、一心に隈本確先生の霊流をひかれることをお勧めします。

当人の想いの技術に応じて、必ず良い結果が得られるはずです。

 

 

   

 

 

U君の弟

>依頼の中で浮気や家出の問題と並んで非常に多いのが、少年少女の非行問題の件です。

>子供の登校拒否、夜遊び、シンナー遊び、家出、応力行為などについて親が大変心配し、相談の手紙をよせられるというケースです。

>相談を持ち掛けてくる親御さんのほとんどは、こどもの非行が霊障によるものであると決めつけています。

 

これは、親からするとある意味、霊障であってほしいという願望でもあるかもしれません。

子供を育てるという事は難しい事です。

自分では、子供の事を思って接しているつもりなのに、子供とは心がドンドン離れてしまう、という難しい事態になることも、あります。

周囲を見ると、子供の同級生はちゃんとしているのに、どうしてうちの子だけ……という思いにとらわれがちです。

これは、子育てを経験した人は大なり小なり経験のあることだと思います。

私の子供の同級生が近所にいます。

その同級生は、小さい頃から賢く絵を描くことも上手でした。

もちろん、学校に行く頃になるととても成績はよく常にトップクラスでした。

その子はU君といいます。

性格もとてもよく、中学生の頃は先生もU君なら何をしても大丈夫という、謎の信頼があったようです。

もちろん、U君は学区で一番成績が高い高校に入学をしました。

U君が卒業をした後、U君の弟が中学に入学をしました。

後でU君のお母さんから聞いた話でしたが、U君の弟が中学に入学後すぐに、どの先生からもU君の弟という事で、U君の弟も絶対的な信頼を得たようでした。

U君の弟は、その先生たちのお兄ちゃんであるU君への絶対的な信頼に猛烈に反発をしたのだそうです。

ある意味、自分は自分であって兄ではないという事なのでしょう。

それからのU君の弟は、荒れに荒れてほとんど勉強をしなかったそうです。

お母さんに言わせると、U君の弟がピアスの穴をあけたいというので、「ダメ」と言うと翌日には穴が開いていたといいます。

「じゃぁ、一個だけだよ」と言うと、翌日には5、6個開いていたといいます。

遊びに来る友達の髪の色は、ピンクや金髪、グリーンの子もいてとてもカラフルだったといいます。

そのU君の弟君も、さすがに受験真近になってこれではいけないと思ったのか、さすがに二ヶ月ほど前に真剣に勉強をしたそうです。

もともと頭のいい子なのだと思います。

そんな状態で、学区で2番目に難しいと言われている高校に入学しました。

高校に入学してからのU君の弟は、すっかりまじめになって高校生活を満喫していたようです。

今は、中学の先生をして結婚もして子供さんもいます。

今では、U君の弟さんにとっては武勇伝なのかもしれません。

あの頃のU君のお母さんは、もともととても綺麗な人なのに疲れ切って、一気に年をとった感じで、会ってもあちらから声をかけられなければわからないくらいでした。

今は、元のとても綺麗な人に戻っています。

本当に大変な時期だったと思います。