聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

姑さんに変化が・・・

太田米子さんの場合

隈本確先生のもとへ寄せられる質問の中で、以前は大変多かったけれど最近になってほとんどなくなってきたものがあります。

嫁姑、小姑(小舅)の問題です。

これらの問題についての質問は、最近はめったに見ることがなくなってきました。

おそらく「大霊界」シリーズを読むことによって、読者自らが問題解決の糸口を見つけ、事態を好転させることができたためと思われます。

この嫁と姑の問題について、隈本確先生は50歳になる病気治療依頼人である太田英子さんという女性から、次のような話を直接聞くことができました。

以下は、太田さんの告白です。

 

先生の「大霊界2 念と病気」に、先生のおばあちゃんの話が出ていましたね。

あれを読んだとき、わたくしは全くドキッとしてしてしまいました。

というのも、実はわたくしの姑さんもまるで先生のおばあちゃんそっくりだったからなのです。

わたくしは主人のところへ嫁いでもう30年になりますが、その間、姑さんは一言で言えば、意地の悪い義母でした。

一日中、陰険そうに光る横目でわたくしを追い回し、何とかわたくしの落ち度を見つけようと躍起になっているような姑さんでした。

わたくしが何かしらしたり、言ったりして、それが少しでも姑さんの気に入らなければ、フンッといったような、本当に意地の悪そうな顔をするのです。

それもたまのことではなく、日に何度もあるのでした。

—―この馬鹿が……。

このいやらしい嫁が……。

まったく気が利かないったら……。

いやなら、出て行ってもいいぞぇ……。

と、姑さんのこのような心の声が聞こえてくるような毎日だったのです。

わたくしは、ある時、この姑さんに先生のご本を読ませたらどうかしら、と思いつきました。

義母は、もう80歳になるのに、体も頭もしっかりしていたし、目だってとてもよく見えました。

わたくしは、姑さんの比較的機嫌がよさそうな時を見計らって『大霊界2 念と病気』をそーっと姑さんの前に差し出しました。

「お母さん、とってもいい本があるわよ。お暇な時に読んでみられたら」

するとお姑さんは、いつものやり方でプイと横を向いてしまいました。

ところが、それからしばらくしてふと気がつくと、姑さんが食い入るように先生のご本を読んでいるではありませんか。

それからの一週間というもの、姑さんは先生のご本をほとんど手放さないようにして、しきりに行きつ戻りつしながらページを繰っているのでした。

ある時は放心したようにして、ある時は涙さえ浮かべながら、ページを繰るっているのです。

そしてそれから後、姑さんは人が変わったようにおとなしくなり、何かを深く思い詰めているような様子をし始めました。

今までの、あの厳しい顔のかけらもなく、むしろ消え入るような、義母は寂しそうな顔つきに変わっていました。

今まであれほど、わたくしにつらくあたっていた姑さんですが、その寂しそうな横顔を見るにつけ、わたくしも何だかかわいそうになってきました

そして、わたくし自身、食事や茶菓子にしても、姑さんの好きそうなものをあれこれ気づかうような、そんな心境になってきました。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

我が家の義母

>姑さんは一言で言えば、意地の悪い義母でした。

一日中、陰険そうに光る横目でわたくしを追い回し、何とかわたくしの落ち度を見つけようと躍起になっているような姑さんでした。

 

こういう姑さんは、最初から構えてしまいそうですね。

我が家の場合は、とにかく自分がいつも正しいと信じて疑わない人でした。

息子や嫁は自分の想い通りに動くものだと思い込んでいるので、自分の思っていることと違うと無理矢理でも自分の想い通りにさせようとしました。

それが、筋が通っていればこちらもわかりやすいのですが、気分によって変わるので、お察しのとおりです。

 

>「お母さん、とってもいい本があるわよ。お暇な時に読んでみられたら」

 

こういうことができる太田さんは、素晴らしいですね。

私はとても義母にこんなことをする自信はありません。

義母が本を読んでいるところを、見たことがありません。

でも、太田さんは、とてもいい結果になってきているようですね。

良かったです。

うちの場合は、いつ頃からでしょうか、気がついたら義母への接し方が、体験からでしょうがわかるようになり、一応一定の距離をとりながら生活ができるようになりました。

義母は寂しかったようですが、私達にとっては義母に振り回されないですむ距離でした。

それができるようになったのは、やはり「聖の親様」からいただいたお力だと思っています。

自分が決めた範囲外なら、義母が何を言っても何をしても、全てをスルーすることができました。

義母からすると、私のそういうところもまたイラつく原因だったのかもしれませんが、とにかくこれなら何とか一緒に暮らしていけそうだ、と思った頃に義姉が連れていきました。

なんだかんだいろいろありましたが、とても学ぶことが多かったです。

反面教師の面ですが、今でも私の力になっていると思います。