聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

信じ切る

前回の続きです。

 

ただ素直に

「そうだ、今日からやるんだ。お前には、もう神霊治療がちゃんとできる。ただ父さんの言う通りのことを素直に心の世界で実行しさえすれば、必ずできるんだ。どうだ、やってみるかい」

「ええ、ぜひ、私にもさせてください」

娘さんは、何の抵抗もなく素直に神霊治療に取り組みたいという気持ちを表明しました。

そこで隈本確先生はさっそく、人間・恵子さんに対して神霊治療の想いの技術を指導したのでした。

「恵子、父さんが時々遠隔治療というのをしているのを知っているね。ずっと遠く離れたところにいる病人を即座に治してしまう。ということができるわけだね。

「その方法というのは、どんなに遠く離れた人であっても、その病人が遠くにいるとは思わずに、まず自分の胸の中にいる、と決めてしまうことなんだ。そして、その病人の姿をしっかりと胸に描き、同時に、私の霊流をどんどん胸中の病人に浴びせていく。そうすると、その病人はどんな遠くにいても、その場で病気が治ってしまうんだね。このことは知っているだろう」

「知っている、父さん」

「そうすると、今度は立場を逆にして、遠く離れたところにいる病人の側で胸の中に私の姿を思い描いて、その私から霊流を吸い取っていくとその場で病気が治ってしまう。ということができるわけだね。

これを自己治療というんだけれど、まず、胸の中に私の姿をしっかりと描いて、その胸の中にいる私から自分の全身へ霊流を吸い取る気持ちで、吸いの呼吸を深く繰り返す。すると、胸のあたりに温かい感じがしてきたり、フワーッとなって体全体が軽くなったような感じがしてくる。これは私の霊流がちゃんと引けているという証拠なんだ。そして、この状態のまま、吸いの呼吸を繰り返していくと病気は治ってしまう。このことも、恵子は知っているね」

「知っている。もう三か月も、父さんが治療をし、説明しているところを見たんだから」

 

次回に続きます。

 

 

 

 

うらやましかった隈本確先生のお子さんたち

私は、霊流がなかなかうまくひけなかったころ、心から隈本確実先生の子供さんたちのことをうらやましく思っていました。

生まれた時からすぐそばで、お父様の神霊治療を見てきておられますし、ご自分たちも直接たくさんの霊流をいただいてこられたと思います。

私も、隈本確先生の神霊治療を身近で見ていたかった、と思いました。

今にして思えば、神霊能力者である隈本確先生のお子さんだからこそ大変だったこともあったでしょうに。

そんなことも考えもせず、自分が霊流をひけるようになりたいだけで、うらやましがっていました。

今にして思えば、天命界の神様と波長を合わせるわけですから、現生を幽界と考えると、幽界に住んでいる人間が天命界の神様に波長を合わせるわけですから、普通に考えるとかなり難しいわけです。

それには、自分の想いすべてを何も考えずに、ただただ素直に隈本確先生の写真を思い浮かべるか、聖の文字を胸に描くかすることによって、波長が合うんです。

頭で考えると、そんな馬鹿な、と言われるかもしれません。

 

>胸のあたりに温かい感じがしてきたり、フワーッとなって体全体が軽くなったような感じがしてくる。これは私の霊流がちゃんと引けているという証拠なんだ。

 

そうなんです、神様とつながるとフワーッと温かい感じがするのです。

この感じは個人差があるかもしれませんが、私の場合は、春風のような幸せな気持ちになります。

大地王様になると、また違ったとても慈悲深い波動を感じます。

それと、神霊治療を受けていると、神霊能力者の先生方のエネルギーの感じが違います。

それぞれで、どの先生方のエネルギーも好きですが、今でもとても印象に残っている先生のエネルギーがあります。

一年か二年で辞められた先生ですが、若い女性の先生のエネルギーが何とも言えず幸せな気持ちにさせてもらった記憶があります。

私は、毎年浄霊を受けていながら、先生の名前はほとんど覚えていないのです。

毎年行くと、毎年いらっしゃる先生と、去年はいらっしゃったのに今年はいらっしゃらないということがよくあります。

それだけ、仕事として神霊治療を行うということは、とても厳しい仕事なんだろうなぁ、と考えます。

想いの世界ですから、言葉に出さなくてもお互いのことはわかってしまう、ということは心身ともに常に気をつけて生きていないといけない仕事です。

道場を出たら、自分の時間という仕事ではありません。

それでも、長く続けていらっしゃる先生も大勢いらっしゃいます。

頭が下がります。