夜叉界の住人と波長がある怖さ
前回の続きです。
霊界に存在する、この凄絶なる暗黒世界を探訪する度に、隈本確先生は何とも言えない忌避感と嘔吐すら覚えたものです。
また、これらの夜叉界に住む霊人たちは、現界に住む人間と何かのはずみでちょっとでも波長が合おうものなら、猛然と憑依しかかってきて、己の苦しみを人間に転嫁しようとするのです。
そして、このような霊人たちの苦しみを転嫁された人間は、夜叉界でうごめく霊人たちが味わっているその同じ苦しみを肉体上、精神上に味わわされることになるのです。
以前にお話をした木戸さんの奥さんの例もそうでしたが、現代の医学では何とも説明のつかない難病、奇病のたぐいは、これら地獄界にうごめく霊人たちの苦しみの転嫁によるものが多いのです。
夜叉界において、大勢の妖怪どもに追い回され、半狂乱の体(てい)で逃げ回る、その霊人もやはり妖怪であるわけですが、夜叉界中を逃げ回るだけ逃げ回った、このような霊人は、ついには人間に憑依することによって夜叉界からの脱出をはかろうとすることもあります。
このような場合、憑依された側の人間は、夜叉界中を逃げ回る霊人の恐怖を突如として転嫁されるために、不意に半狂乱に陥ったり、得体の知れない恐怖感や不安感が高じて自殺等に及ぶこともあります。
しかし、この夜叉界で過ごす霊人たち、千年を過ぎたころになると、また、全く別の霊界へと入っていくのです。
それが、次に述べる濁王界です。
私の不安感を吹き飛ばす方法
>この凄絶なる暗黒世界を探訪する度に、隈本確先生は何とも言えない忌避感と嘔吐すら覚えたものです。
当然だと思います。
この記事を読んでいるだけの私さえ、吐き気がします。
だから、強制浄霊をしました。
実際に心の目で見て聴いておられる隈本確先生は、大変だと思います。
>夜叉界中を逃げ回る霊人の恐怖を突如として転嫁されるために、不意に半狂乱に陥ったり、得体の知れない恐怖感や不安感が高じて自殺等に及ぶこともあります。
たまったものではありませんね。
私も最近はほとんどなくなりましたが、朝起きるとなぜかわかりませんが、突然の不安感があったりしました。
理由もわからず心当たりもないのに、強い不安感ではありませんが、何となく不安感があり、ものごと全てが悪い方に悪い方に考えてしまうところがありました。
今思い返してみると、最近はほとんどなくなってしまいました。
あったとしても、考えてもしょうがない、なるようになるさ、と考えるようになったのと、それでも不安感が取れない時は、聖の親様を胸に描くとお願いしますと言わなくても、描いただけで不安感がなくなっています。
日常生活で自分の感情をこのようにコントロールできるようになると、生きることがとても楽で楽しくなります。
本当に日神会に出会えてよかったと感謝しています。