聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

地獄界で苦しむ師

埴山姫之命からは何らの波動も返ってこない

 

隈本確先生の師であった、行者さんのことについての話になります。

偉大なる守護神に対する不敬の念、傲慢の想いのゆえに霊界入り後、地獄・魔界に転落した行者さんは、その後どうなったのでしょうか。

霊界入り後すぐに隈本確先生がちょっとでも師の魂に心の波長を向けると、とたんに地獄・魔界からの死の凄絶な叫び後聞こえてきました。

「ウーッ、ウーッ、苦しい、苦しい、苦しい。助けてくださーい、助けてくださーい、何にも見えない、何にも見えない……」

そして、隈本確先生が師の住む地獄界へと心眼を向けると、真っ暗闇の世界に、恐怖におびえながら膝を抱えるようにしてうずくまる師の姿が見えてくるのでした。

苦闘の叫びの中で、師は時おり手をバタバタさせて、何ものかを模索するようにもがいているのでした。

いったい、この苦しみにあえぐ師を、いつまで放置しておくのか……。

師の地獄界でのたうつさまを見るにつけ、隈本確先生の心は千々に乱れ、激しい苦しみで胸が締め付けられました。しかし、このときの隈本確先生にはどうすることもできませんでした。

師の悲痛な霊界通信を胸中に抱いたまま、必死でご守護神・埴山姫之命に隈本確先生自身の想念を合わせようとしても、埴山姫之命からは何らの波動も返っては来ませんでした。

 

次回に続きます。

 

 

 

師を助けることができない苦しみ

>師の地獄界でのたうつさまを見るにつけ、隈本確先生の心は千々に乱れ、激しい苦しみで胸が締め付けられました。しかし、このときの隈本確先生にはどうすることもできませんでした。

 

これは辛いですね。

隈本確先生は、師を助けたくても助けられませんものね。

 

前回私は、戦国の武将、山中鹿之助が「七難八苦を我に与えたまえ」と三日月に祈ったという事に対して、ひどいことを書いてしまいました。

あの後、思い出しました。

今は亡き、樹木希林さんがそういう人でした。

樹木希林さんが内田裕也氏と結婚をしたのは、内田裕也氏という人がどういう人かという事を承知したうえで結婚をしたようでした。

自分の人生をあえて厳しいものにしたようでした。

自分は、ぬるま湯につかったような人生だとダメになるから、とあえて厳しい人生を選んだ人のようでした。

改めて、わたしは自分の甘さを認識をしました。

かといって、また自分が歩んだ人生をまた歩みたいかと言われると、樹木希林さんよりははるかに楽だった人生とは言え、私は凡人なのでやはり同じ人生やもっと辛い人生は避けたいと感じています。

やはり私は甘いのでしょうね。