聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

宮田さんの魂に見えた輝く霊界

前回の続きです。

 

宮田さんの魂の願い

隈本確先生は、深いトランス状態の中で、宮田さんの魂と対話をしました。

「あなたは、今悔しいといったが、突然に殺害されたことが悔しいのか」

すると、宮田さんの魂は即座に応答しました。

「違います、違います、違います!」

「では、何が悔しいのか」

「わたくしは人間界にある時、最高の神霊能力者であり、高き神のご加護を受けておりました。ですから、死後の世界にあっては、当然、美しく輝く高級霊界に行けるものと信じておりました。それを楽しみに、わたくしは一日も早く霊界入りを果たしたかったのです。わたくしは、古びた肉体を早く脱ぎ捨てて、美しい霊界の住人となることばかりを考えていたのです。それなのに……、それなのに、いまわたくしのいるこの世界は、いったいなんでしょう!せっかく汚れ切った肉体を捨ててきたというのに、こんな汚い、真っ暗闇の世界とは、いったい、どういう事なのでしょう!悔しい、悔しい、悔しい!」

宮田さんの魂は、隈本確先生の口を通して、こんなことを言ってきました。

この宮田さんの魂の声を聴いた隈本確先生は、ふと思う事あって、さらに次のような質問をしました。

「あなた(宮田さん自身の魂)は八年前、こう原病という病気にかかり、その肉体の生命が断たれようとした。しかし、あの時は肉体人間である宮田加奈子がわたしにすがり神霊治療を受け、その結果、病気は治ってしまった。つまり、早く霊界入りを果たしたいというあなた(宮田さん自身の魂)から見れば、神に邪魔をされたことになる。とすると、あの時、宮田加奈子・凡夫をこう原病にかからせたのは、魂、あなたの仕業だったのか」

宮田さんの魂は答えています。

「あのこう原病が、わたくしの仕業だったかどうかは言えませんが、あの時点において、すでにわたくしが人間・宮田加奈子の肉体や知恵・頭脳を必要としていなかったことは事実です。当時、わたくしは美しい霊界を見ることができましたし、一日も早く、輝く霊界へ行きたいと願っていたのです」

 

次回に続きます。

 

 

 

 

神の世界での想いと肉体人間界での想い

>わたくしは人間界にある時、最高の神霊能力者であり、高き神のご加護を受けておりました。ですから、死後の世界にあっては、当然、美しく輝く高級霊界に行けるものと信じておりました。

 

これから書くことは私の勝手な想像です。

私はネットの世界を知るまでは、周囲には日神会のことを知っている人はいませんでした。

日神会を信じている人たちと交流をもったり、日神会を信じている人たちの想いを知るようになったのは十年余り前からです。

その人たちの中にはいろんな想いの人がいました。

霊流をひくのがとても上手な人の中には、想いの切り替えが上手な人がいました。

神様からエネルギーをいただくときには神様に近い想いをもち、肉体人間界のときの想いは肉体人間界の常識に合わせているのではないかと思われる人がいました。

そういう人は、生き方自体が神様からエネルギーをいただくときの想いと、人間界での想いを完全に分けている人がいました。

だから、人間界では人間界でうまく立ち回ることに専念をしているのではないかと思われる人もいました。

私はとても不器用なので、とてもそのような器用なことはできませんでした。

宮田さんという人は、神様との世界と肉体人間界での切り替えがうまい人だったのではないか、と私は想像しました。

だから、肉体人間の世界では自分の好きなように生きていたのではないかと想像しましたが、どうもそれとは反対に宮田さんの魂はそれを嫌っていたようです。