聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

お婆さんの霊、またやってきた

またやって来たお婆さんの霊

 

前回の続きです。

 

隈本確先生のお婆さん、前回は亡くなって半年後に助けを求めてきました。

 

隈本先生は生前のお婆さんに対する怒りの想いを最大限に燃やして、力いっぱい除霊の九字を切って、お婆さんを地獄に送り返しました。

 

ところが、その半年後、三たびお婆さんの霊が隈本先生に助けを求めてきました。

さすがに隈本先生も考え込んでしまいました。

 

自分ではどうすべきか、守護神にお伺いを立てました。

守護神の答えです。

「祖母の霊をこのまま放置しておけば、そなたのみならず多くの人間に憑依し、苦しめ、その命を奪う事にもなろう。また、人間として血の繋がりあるものでもあれば、地獄の底でのたうち苦しむ祖母の霊を放置しておいたとなれば、そのことによって、そなたの魂を取り巻く想念に、ある種の悔恨の傷を残すかもしれぬ。余には、守護神としての立場から゛祖母の霊を救済せよ”との意思は全くないが、そなたの想念に残るかもしれない傷をこそ恐れる……、後は、そなた自身で悟れ」

 

 そして、隈本先生は決心をしました。「ご守護神様、わかりました。この祖母の霊を救済させていただきます」

 

それから、隈本先生は、お婆さんの霊に厳しい言葉で生前の悪想念に満ちた行為の数々を言い含め、反省の心を促しました。

 

苦しさから逃れたい一心からとはいえ゛どのような反省も致しますから”と必死になっている祖母の懇願に対して、隈本先生は厳しい調子で命じました。

 

姿勢を正し、朱印を組み、人間界にいる隈本先生初め家族と先祖達にも一生懸命に謝罪をするように命じました。

 

すると、お婆さんの霊は、助かりたい一心で必死になって、自分の子孫や先祖に詫びの言葉を念じ始めました。

 

それからどれくらいか続くと、隈本確先生の胸中のお婆さんの霊体のすぐ側に、燦然と輝く光体であられる隈本確先生の守護神が同居されました。

 

すると、お婆さんの霊体の顔つき、体つきが生前一度も見たこともない笑顔の状態が浮かび上がってきました。

 

そして、隈本先生はおばあさんの霊体に「その平和な心、温かい人を愛する心を大切にしなさい」というと、お婆さんの霊体は深くうなずきながら、面から一滴の涙が流れました。

 

この経験以来、隈本確先生は霊に対しては対決、対話、除霊ではなく、いかなる悪霊、低級霊に対しても、守護神のお力をもって、無条件で浄化、救済、浄霊を施すことに決めたのです。

 

 

 

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さすが隈本確先生

 

さすが3回もおばあさんに助けを求められると、隈本確先生考えてしまいましたね。

 

守護神に尋ねると、地獄の底でのたうち苦しむ祖母の霊を放置しておいたとなれば、そのことによって、そなたの魂を取り巻く想念に、ある種の悔恨の傷を残すかもしれぬ。と言われ、隈本先生お婆さんを助けることにしました。

 

隈本先生は、お婆さんを助けた後、こんなことを書いています。

 

この経験以来、隈本確先生は霊に対しては対決、対話、除霊ではなく、いかなる悪霊、低級霊に対しても、守護神のお力をもって、無条件で浄化、救済、浄霊を施すことに決めたのです。

 

私は、隈本確先生のこんなところがすごく好きです。

この深く温かい美しい想い、どんな悪霊であっても、低級霊であっても無条件で浄化、救済、浄霊をする、これが本当の神の心ですね。