前回の続きです。
迷信チェック
現代の霊能者の多くが、霊的怪奇現象のかずかずをもたらす幽界以下の低級霊界のみしか感知することしかできず、しかも、それらの雑霊現象を過大に評価し、やたらに恐れたりありがたがったりしながら一般素人相手に、霊界の模様のあれこれや、その供養法について吹聴するところに、「迷信」発生の一因が潜んでいるのです。
ここでは、まず、このブログを読んでいる方自身の生活の中にどれだけ迷信的なものが張り入り込んでいるかをチェックしてみてください。
もし、あなたの生活の中に、以下のリストに上げた項目のいずれかに当てはまるものがあった場合には、要注意です。
心の目を大きく開いて、理性と常識とを働かせなければなりません。
そして、自分の行っていることや考えていることが百害あって一益もない迷信であることに気づいたら、そのことを、たった今すぐにやめることです。
≪神霊に関する迷信チェック・リスト≫
・病気や不運の原因を、キツネ、ヘビ、タヌキなど動物の障りとしていないか
・病気の原因や不運の原因を、水子の障りとしていないか
・病気や不運の原因を、色情因縁の障りとしていないか
・病気や不運の原因を、家のつくり、方位にあるとしていないか、病気や不運の原因を、墓につくり、方位にあるとしていないか
・形式的先祖供養の良し悪しこだわっていないか
・法事、法要、宮日、祭日にこだわっていないか・お札、各種お守り、正月に神社で売るいろいろな縁起物、仏像、仏壇、神棚の形式にこだわっていないか
・お百度まいり、深夜の願掛けなどをしていないか
・霊水と言われるやたらな水を飲んだり、これらの霊水や護符のたぐいを発行し、飲ませること自体、迷信であるばかりか、医師法、薬事法に触れる危険性のある行為と言える)
・この他、墓相専門、方位専門、仏壇専門、祭祀専門、供物専門、お経専門、動物霊専門、水子霊専門、生霊(念)専門、印鑑専門、姓名専門……と,
病気や不運の原因を全て自分の専門分野の一点にのみ結び付けて説明しようとする霊能者、行者、祈祷師などの言葉を信じ、彼らの言うままになっていないか
迷信のいろいろ
>雑霊現象を過大に評価し、やたらに恐れたりありがたがったりしながら一般素人相手に、霊界の模様のあれこれや、その供養法について吹聴するところに、「迷信」発生の一因が潜んでいるのです。
これは、凄く納得します。
・私が子供の頃、大人の会話の中にキツネやタヌキ、ヘビがついているという話はよくありました。
だから、私は日神会に出会うまでは信じていました。
・水子に関しては、母は水子には決してかかわってはいけない、と言っていました。
お墓をつくったり、お坊さんにお経をあげてもらったりしている人がいるけれど、あれはしてはいけない、と言っていました。
母に理由を聞いたことはないのですが、私的には、きっとこの世に未練をもたせてはいけない、という事ではないかと受け取っていました。
・色情因縁、家のつくり、方位、墓のつくり、子供の頃に大人の会話にはありましたが、あまりにいろいろあるので、そんなにいろんなことに規制がかかると、生きずらいのではないかと、子供心にもそんなふうに考えて適当に流して聞いていました。
・子供の友達のお母さんですが、やたらと仏滅を気にするお母さんがいました。
その頃の私はもうほとんどそういう事を気にしなくなっていたので、「日本中の人が全員仏滅に悪いことが起こるはずないよ」と言ったら「そうだけど……」と、こだわりを捨てきれないお母さんがいました。
・夫の父親の法事をお願いしているお寺の行事と重なりそうになった時、義母が気にしていたのは、位の高いお坊さんがその行事の方にいったら、我が家の法事には位の低いお坊さんになってしまうと文句を言っていたことがありました。
そういう事をまったく気にしない私は、世間ではそういう事を気にするんだ、と学んだ事がありました。
・お百度まいりや、深夜の願掛けは、母がやっていました。
私はやったことはありませんが、そういう事をすることによって自己満足ができるのならいいのかな、と口には出しませんでしたが、冷ややかに見ていました。
・日神会では今は聖水というものがあります。
これは、非常にいいです。
傷があったりすると、そこに聖水を塗ると治りが早いです。
日神会も時と共に変化をしていますので、霊水はいけないと言われていた時があったのですね。
私が入会した時は、そういう話は聞いていませんでした。
聖水もいつごろからなのかわかりませんが、私が会をして数年後ではないかと思います。
護符やお経を飲むというのは、私的にはかなり抵抗感がありました。
母は、護符ではなくお経を読んでは飲み込んでいました。
あれは、母には言いませんでしたが、見ていて体に害はないのか、と気にしていました。
紙だけでなく印刷したインクも飲み込むわけですから……
>この他、墓相専門、方位専門、仏壇専門、祭祀専門、供物専門、お経専門、動物霊専門、水子霊専門、生霊(念)専門、印鑑専門、姓名専門……と、
これら専門で、何でも専門のせいにするんですね。
私も少しはエネルギーの存在を感じるようになったらわかるようになったのですが、本当に想いの世界というのは、自分で少しでも思い込みがあると、その思い込みのままの結果が表れてきます。
だから、専門になるのがわかります。
何でも動物霊のせいにする人は、何でも動物霊のせいだと思っているから、そのような結果が出るのでしょう。
霊の世界は、思い込みもすべて捨て去らないことには、正しい結果が出てきません。
でも、自分の思い込みを思い込みとは思っていない人がほとんどですよね。
五感に感じない世界だから難しいですね。