聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

神霊学的転生

一連の状態の説明

前回まで川井さん親子の長い話を書きました。

隈本確先生が、この川井美代子さんの一連の状態を説明しています。

彼女は、大阪にある某心霊団体の支部において、幹部のFという男性に「修法」を受けている間の何分間か、あまりの驚愕、恐怖、羞恥心などの想いが頂点に達した途端に、彼女の生霊(魂)は、その肉体からストンと外れて、霊界入りしたのでした。

すなわち、美代子さんは、その時点において仮死の状態にあったのですが、その瞬間をねらって周囲にいた悪霊の一体が彼女の体中におどりこんでしまったのです。

それ以降は、もう美代子さんは美代子さんではなくなったのです。

全く別の霊の支配下におかれ、全人格が変貌してしまったのです。

神霊学的に言うならば、これは発狂、あるいは転生(生まれかわり)と一般に言われている現象のプロセスです。

それにしても、何ともひどい話があったものです。

神霊を扱う世界には、このほかにも、まだまだインチキや迷信、怪しげな行為が沢山あります。

例えば、たたいて、ついに死に至らしめてしまった話、あるいは、ヘビの憑依を解くとの理由で、行者に体中を太い数珠を滅多打ちにされたという依頼人の話、同じく、悪霊の憑依を解くとの理由で、病人の体に熱湯を浴びせ、死に至らしめてしまったという話……。

たまたま神霊従事者の元を訪れたばかりに、結果的に地獄に突き落とされたという人は多いのです。

神霊を扱う世界には、地獄の使者たる悪人、怪物も少なくないのです。

動物霊の憑依、障りを解消するという迷信行為のために多くの悲劇が繰り返されています。

今日の日本の裏社会の現実です。

 

 

   

 

 

おかしな宗教の影響を受ける人

>幹部のFという男性に「修法」を受けている間の何分間か、あまりの驚愕、恐怖、羞恥心などの想いが頂点に達した途端に、彼女の生霊(魂)は、その肉体からストンと外れて、霊界入りしたのでした。

 

美代子さんが美代子さんでなくなった瞬間ですが、若い女性である美代子さんが全身全裸にさせられてのFという男の行為は、いくらヘビを取り除くためと言われても……気持ちはわかります。

それにしても、このFという男、悪霊を解くという言い訳をすればなんでもできると思っていたのではないでしょうか。

 

>その時点において仮死の状態にあったのですが、その瞬間をねらって周囲にいた悪霊の一体が彼女の体中におどりこんでしまったのです。

>神霊学的に言うならば、これは発狂、あるいは転生(生まれかわり)と一般に言われている現象のプロセスです。

 

発狂はわかりますが、神霊学的に言う転生と一般社会で言われている転生とはだいぶ違いますね。

 

>神霊を扱う世界には、このほかにも、まだまだインチキや迷信、怪しげな行為が沢山あります。

 

時々ですが、一般社会では考えられないことを、真剣に信じておかしなことをしている人はいますね。

宗教から離れると、とても常識的な人がおかしな宗教を信じてしまうと、おかしなものそのものになってしまう人がいます。

だから、家族の病気を治したいがために、言われた通り家族を死に至らしめるほど叩いたり熱湯をかけたりするんですね。

だから、宗教が敬遠される原因にもなっているのではないかと考えます。