聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

隈本確先生から斉藤さんへの返信

隈本確先生から斉藤さんへの返信

 

このお便りを読み終えた隈本確先生は、突如、体全体が白銀の世界に引き入れられるような感覚にとらわれてしまいました。

 

清浄な美の波動の中には、妙なる楽の音が流れ、麗しき光輝の神霊集団の世界が隈本確先生の眼前にかもし出されてきたのでした。

 

それは、洋子さんを中心とした、白銀の神霊集団だった世界にひたり、その紙面に涙の数滴をこぼすことを禁じ得ませんでした。

 

そうして、我に返った隈本確先生は、このお便りに対する返信はどのように書いたものかと、途惑ってしまうのでした。

 

お便りから受けたこの感動、そしてお便りから喚起されて隈本確先生の胸中に繰り広げられた神秘の大霊界の様―――。

 

それを、いったい、隈本確先生はどんなふうに文字に託したらいいのでしょうか。

 

隈本確先生は、深い深いため息の中に、またしても、白銀の世界が残していった美の余韻を感じているのでした。

 

 

隈本確先生から斉藤さんにあてられた返信≫

 

前略

 

これほど深い悲しみと美しく感動的な書面に接して、神秘の大霊界を目の当たりに見る想いで、涙を禁じ得ない日々が続いております。

お手紙の内容をご説明いたします。

洋子さんの場合、生後すぐ他からの霊の憑依現象が肉体上にあらわれ、以降、健全でない肉体に対して、色々な霊がその時期時期に応じて、洋子さんの心身を占有していたものと思われます。

そのような状態にあっても、洋子さんの魂魄は神の心をもたれたご両親のご加護のもとに、霊界生活での向上の準備を着々と進められていました。

そうして、太陽の光ある縁側で天を見つめている最後の姿は、洋子さんの魂が未来の高き神界を見つめている姿であり、魂の肉体離脱の最後の準備でもありました。

洋子さんの魂魄の昇天の様は、まさに大往生の一語に尽きるものです。

わたくしが初めに申しました"深い悲しみ”とは、洋子さんの人間界での生活を指しております。

また、”美しく感動的な”と言ったのは、 洋子さんの魂魄が種々の憑依霊にもめげず、ご両親のご加護のものとに、燦然と光輝く天神の姿でわたくしの心眼に出現されたことを指しております。

洋子さんとご両親が人間界で味わわれました悲しいお苦しみが、洋子さんの霊界での霊格向上のために、どれほど寄与、貢献した人間生活であったかは、計り知れないものがあります。

わたくしは、その人間界から最高の神霊世界への昇華の仕組み、大霊界の神秘の差配に、新たに深い感動を覚えたしだいです。

これほどに光輝の輝く神霊体(洋子さんの魂)に接し得たわたくしの幸いを、ここに厚く御礼申し上げます。

あなた方ご両親におかれましても、その魂魄はすでに高級なる神格を有しておられますが、今後とも、なおいっそうの自己の魂の向上のために、美の想念の生活を送られますようお祈り申し上げます。

                       隈本確

斉藤利憲様

 

 

 

 

 

障がい者はなぜ生まれてくるのか

 

以前から思っていたのですが、何のために障害ある人がこの世に生まれてくるのか、神様には何か意図があるのか、若い頃から考えていました。

 

凡人の私にはわかりません。

 

他の人に聞いてみました。

 

その人は、癒しだと言いました。

 

う~ん、そういう部分も否定できませんが……でも、ちがう気がする……という気持ちでいました。

 

そういえば、相模原障がい者説殺傷事件の犯人の植松聖が障がい者のことを「国の負担を減らすため、意志疎通をとれない人間は安楽死させるべきだ」と言っていたといいます。

 

こんなことを言って大勢の障碍者を殺した者もいます。

 

こんな男を神様はどう思っていらっしゃるんでしょう。

 

神様の御心はわからないけれど、きっと何かの意味があるんだと思います。