聖の親様と共に2

初心に帰って初代会長の隈本確先生の教えである「大霊界」の御本に沿って、日常の生活や日頃私が思っていること感じていることに絡めて、書いていきたいと思います。

母親は気がついたけれど・・・

前回の続きです。 気がついた母親 思い余ったわたくしは、修法後からの娘の様子を詳しく書いた手紙をF先生に出しました。 一週間ほどして届いたF先生からの返事には、次のような意味のことが書かれていました。 「娘さんは、現在、腰の痛みを訴えていない…

以前の娘がいない

前回の続きです。 娘が娘でなくなっている わたくしをとても心配させたのは、娘がほとんど何もしゃべらなくなったという事でした。 何を聞いても、抑揚のない調子で、アーイ、アーイというばかりなのです。 「腰は痛いの?」 「アーイ」 「腰は痛くないの?…

ヘビがとれたというけれど・・・

前回の続きです。 異常行動のF先生 あろうことか、F先生が、娘の首筋から肩、背中……と、大きな舌を出して、ベロベロ、ベロベロなめ始めたではありませんか!! 「ギャッ!!ギャーッ!ギャーッ!ギャーッ!助けて、母さん、助けて!!」 背中からF先生に馬乗…

おかしな心霊団体の幹部の言動

前回の続きです。 信じられないことを言う大阪支部で一番偉い先生の言葉 F先生は、いとも厳かな声色でそう言いました。 けれど、「裸になりなさい」などという、F先生の厳かな口調とはかけ離れた言葉の内容に、わたくしはギョッとしました。 娘はと見れば、…

うさん臭い祈祷師

前回の続きです。 怪しげな祈祷師 うなだれたまま、ため息とも返事ともつかない小さな声を漏らした母親は、不意に顔をあげ、訴えるようなまなざしを隈本確先生に向けると、語り始めました。 以下は、その母親が語ったものです。 ……娘をこんなふうにしてしま…

かわいそうな親子連れ

かわいそうな親子連れ 隈本確先生が、長い間神霊治療を行っていて今でも鮮明に記憶している、大変かわいそうな女性の話です。 その女性は、川井美代子さんといいます。 某悪徳神霊能力者の犠牲になり、若くして、その一生を踏みにじられてしまったのです。 …

神霊研究家と神霊能力者の違い

神霊研究家と神霊能力者は違う 神霊研究家とは、その名の通り神霊研究家でありまして、決して神霊能力者ではありません。 各地でおこる神霊現象、超常現象の調査、謎解き、解説をしたり、神霊現象に関する資料、文献の収集をもっぱらとする人達です。 これら…

日本の神霊能力者のほとんどが加持祈禱師、行者

加持祈禱師、行者とは 現代、宗教関係者と考えられている人達を大別すると、二つのグループに分けられます。 その一つは、実在する神・仏・霊とは全くかかわりのないところで学問としての宗教を研究したり、あるいは人の道を説いたり、葬式、結婚式など形式…

唯物論者とそれに答える輩

どちらもどちら 日ごろから神・仏・霊の実在を否定している人、目に見えるもの以外は全く認めようとしない唯物論者たちまでが、先祖供養というこの四文字にはコロリとまいっているのは不思議なものです。 霊の存在を否定している人にとって、なぜ先祖供養が…

子供に孝行にされる親になれ

先祖供養より子孫供養 隈本確先生の嫌いな言葉は「先祖供養」ですが、それと同じくらい嫌いな言葉は「親孝行」という言葉です。 ある宗教関係者は、先祖供養の第一歩は親孝行からと説いているといいますが、それも、よく考えるとおかしなことです。 だいたい…

本当の先祖供養

実在の神からエネルギーをいただくことが本当の先祖供養 以前の隈本確先生は、神霊治療の際、必ず守護神を出現させていました。 その現界での名称を依頼人当人に告げていました。 隈本確先生の言う守護神とは、当人の無数にいる先祖諸霊のうち、その人に善の…

神霊治療こそが最高の先祖供養

霊能者としての心得 霊界の底辺に落ちて苦しんでいる低級霊の救済は、高き神霊の霊流を低級霊にあびせかけてやることによって、即座になされます。 そして、そのためには低級霊と高級霊の仲介役としての人間の存在が必要です。 隈本確先生は、「神霊治療こそ…

本当の先祖供養

守護神からのお言葉に従っている隈本確先生 隈本確先生の信念です。 それは、先祖供養というより自分自身が助かることが先決だと思っています。 先祖供養をすれば即座に自分も救われるだろうとは、思わないほうが良いのです。 以前にも書きましたが、無限の…

霊界を正しく知らなければ、死後、大変苦しむ

前回の続きです。 霊界を正しく把握 「石田さん、このようなお坊さんの姿が見えますよ」 「あっ、もう、近頃の伯父がいつもそのようにしておりますよ。 何かというと、すぐにそういう格好をして、ジーッと考え込んでいるのです」 「いや、これはあなたのおじ…

霊界に対する正しい認識が必要

前回の続きです。 霊界に対する正しい認識をもっていないと・・・ 「ただいま、そなたの言葉を聞くところによると、そなたは生前仏門にあって、最高の修行を積んできたという、私からも、それは確かだと認めよう。 また、そなたは、生前において心の浄化にも…

大往生を遂げた僧侶が暗く深い穴の底に・・・

マブタガあかない女性がやって来た 現在の宗教家や加持祈祷師が行っている人間界発想による一般的祭りごとでは、本当の意味での先祖の供養・救済という事はできません。 長時間にわたる読経、祝詞、供物の数々、立派な祭壇……、これらの目に見えり世界のもの…

先祖供養は無限に続く迷路の旅

先祖霊さかのぼれば無限の数 実は隈本確先生は、先祖供養が大嫌いなのです。 一般的先祖供養には、嫌悪感すら抱いているのです。 それは、隈本確先生の小さい頃からの出来事からきています。 小さい頃、隈本確先生のお父さんはとても信心深い方だったのです…

先祖供養という言葉は耳障りの良い言葉

先祖供養という言葉 宗教関係者、行者、祈祷師というと、口を開けばふたこと目には、先祖供養、先祖供養と連呼する人が多すぎます。 おそらく、これまで数カ所の宗教団体を巡って来たという人であれば、先祖供養についてさんざん聞かされて、もう、耳にタコ…

転生思想

転生思想の功罪 転生思想は、もともと古代インドの思想でしたが、初期の仏教では、善業によって善の世界に、悪行によって悪の世界に生まれ変わると説いています。 この転生思想によれば、人間はその行いによって畜生に生まれ変わったり、逆に、現世の畜生が…

「転生」の真実

「転生」は憑依現象 霊言の話に戻ります。 前回の記事の依頼人のお嬢さんの霊言をした吉沢女史の場合、隈本確先生が「もうよろしい、霊言をそれでやめなさい」というと、即座に「はい」と言って、本来の吉沢女史に戻ることができます。 しかし、神霊能力者で…

家族の想いを大切に

前回の続きです。 家族の為と思ってしたことが・・・ 吉沢女史が霊言現象で言った依頼人の女性の娘さんの言葉に、依頼人の女性はすっかり余裕のない表情になってきました。 目は引きつり、硬直した唇は今にも震えだしそうでした。 「先生、どうしましょう。 …

突然の霊言現象

「シュークリームが食べたい」 「転生の謎」を解き明かすカギとなる憑依現象、および霊現象・霊言現象が実際にあります。 当時の隈本確先生の主催する東京支部の師範役である吉沢キヨ女史は、霊言の名手でした。 ある時、神霊治療も終わり、すっかり明るい表…

思いがけないに事に・・・

前回の続きです。 予想外の展開 隈本確先生の体に招霊した佐川君の生霊に対して、胸中深く問いかけました。 「佐川君、そなたは現在、川島君に対して何か思っていることがあるであろう。 私の体を使って、言葉に出して、思いのたけをしゃべってみよ」 と、突…

生霊の招霊で霊言

若い頃の隈本確先生は生霊の招霊が得意 若い頃の隈本確先生は、他人の生霊の招霊が得意でした。 親戚、知人、友人などが集まると、よくいたずら半分に生者の生霊を呼び込んで、その場で霊言をし、周囲の人達を驚かせていました。 この時も、そうでした。 た…

「転生」とは

「転生」に見えるけれど・・・ 「転生」とは、仏教用語では「輪廻」といい、生命あるものは、いったん死んでも、それで終わりではなく、又生まれ変わって生を繰り返すという思想をあらわす言葉です。 簡単に言ってしまえば、生まれ変わりのことです。 すべて…

赤ちゃんが霊的存在を内在する時期

胎児霊は見つからない 歴史始まって以来、これが生命の原理であるとと消えた人は、まだ誰一人いません。 隈本確先生も、生命の原理、真理というものはわからないと言います。 水子霊の存在についても、いろいろな説があります。 例えば、ある説によれば受胎…

「水子霊」のウソの公表のわけ

前回の続きです。 「水子霊」のウソを公表したわけ 隈本確先生の治療所にやって来るたくさんの女性たちの、あまりに痛ましい、怯えきった様子を見るにつけ、隈本確先生の気持ちは少しづつ変っていきました。 「先生……、実は、わたくしには水子霊があるのです…

水子霊のたたりはない

水子霊の霊障はない 神霊治療というのは、簡単に言うと、疾患の箇所に憑依、付着している霊を救済・向上させることによって人体から離し結果として疾患の痛苦を解消させる療法です。 隈本確先生は、長い間神霊治療に捧げてきましたし、手掛けてきた治療件数…

水子霊商法による現実

水子霊商法は美味しい商売 昭和40年代まで、日本全国に水子霊を祀る寺院は一桁台ほどの数しかありませんでした。 それが、昭和58年では、全国に、寺院、その他の供養所を含めて、約8000もあるといいます。 毎日、どこかの新聞に水子供養を承るよしのお知らせ…

水子霊の障りより、戦争で霊界入りした人を・・・

神霊世界と人間世界の倫理観は両輪 隈本確先生は、以前から神霊世界の倫理観と人間世界の倫理観とが車の両輪のように、一体となったところで、初めて人間生活が円滑に進められていく、という事を言っています。 想念の世界である神霊世界では、金銭、あるい…